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信金中金、中小のSDGs経営促進 本業メリット提供へ

信金中央金庫は、信用金庫の取引先による「SDGs(持続可能な開発目標)経営」の実践を後押しする。本業の収益向上や優遇金利の適用など、中小企業がSDGsに取り組むメリットを実感できる支援を各信金に促す。その一環として信金中金地域・中小企業研究所は9月2日、15社の好事例をまとめた冊子を発行する。

SDGs達成への協力を表明する企業が増加するが、実際には貢献できていない「SDGsウォッシュ」も増えている。同研究所は信金メイン先の経営者らを対象に、自社のSDGsの取り組みを聴取する活動を展開。2023年度以降にヒアリングした企業から厳選した15社の取り組みを「信金中金月報」特集号でまとめた。筆者は藁品和寿・上席主任研究員が担当。従業員数10人未満の小規模事業者の施策を紹介している点も特徴だ。

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