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あいちFG、投資件数が倍増 営業店トスアップで4割

あいちフィナンシャルグループ(FG)は、投資専門子会社・愛知キャピタルによる投資を増やしている。2023年度の新規投資先は過去最多の11件と、22年度比で約2倍。銀行の渉外係が提案できる体制拡大により、24年度も増加を見込む。

愛知キャピタルは愛知銀行が22年1月に設立。現在はベンチャー、事業承継、スタートアップの投資分野で計4本のファンドを運営する。

全投資件数の約4割が営業店からのトスアップによるものだ。「地域銀行で渉外係が投資案件を発掘できるのは珍しい」(同社)という。これまで支店長や渉外係向けの勉強会を各営業店で3周以上実施してきており、愛知キャピタルの投資担当者が出資事例や成約理由を解説した。

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