「日記屋 月日」は、日記の専門店です。 日記を書くこと、読むこと、それぞれの魅力をひろめていくための拠点として、2020年4月1日、東京・下北沢に店舗をオープンしました。 5坪の小さなお店です。古今東西の日記本を、新品・古本問わず、取り扱っています。個人がつくった日記のリトルプレス・zineにも力を入れています。コーヒースタンドを併設していて、毎日飲みたくなるようなコーヒーやビールをご提供しています。 同時に、日記の魅力をひろめていくため、拠点となるお店の営業ほかに、年2回開催する日記のお祭り「日記祭」、日記好きが集まるオンラインコミュニティ「日記屋月日会」、ファシリテーターと一緒に日記をつけるワークショップ「日記をつける三ヶ月」などを運営しています。私たちは、日記を書く・読むという行為や、その文章そのものに関心を持ち、それを楽しむ人たちにとっての拠点でありたいと考えています。日記は本来、個人的なものです。厳重に鍵をかけて、絶対に自分以外の人間には読まれたくないという人もいれば、インターネット上で広く公開し、なるべく多くの人に読まれたいという人もいます。私たちのお店やコミュニティ、イベントやワークショップなどは、一口に日記好きといっても、心地よいと感じる書き方、読まれ方は異なると考え、それぞれの好みに合ったさまざまな場をつくることを、ひとつの目的としています。日記の楽しみ方もそれぞれであり、その自由を制限する意図はありませんが、私たちの運営する場においては、なるべく安心感をもって集まれるように、差別的・暴露的な表現、のぞき見的な関心、個人のプライベートに迫るような態度については、助長させたくないと考えています。当店の主旨に反すると判断した場合、参加や来店をお断りする可能性がありますことを、あらかじめご了承ください。一方、その日の日付で書きはじめるだけで、どんな表現も受け止めるのが、日記の面白さであり、懐の広さでもあります。日記に関心をもつあらゆる方にとって、入りやすい、開かれた場でありたいとも考えています。どうぞ、お気軽にご来店くださいませ。【会社概要】株式会社日記屋月日法人番号 4010901053785資本金 36.5万円代表取締役 内沼晋太郎取締役 久木玲奈設立年月日 令和5年9月1日(開店は令和2年4月1日。株式会社NUMABOOKS(旧・株式会社レーベン)より分社化)所在地 〒155-0033 東京都世田谷区代田2-36-12【運営メンバー・お問合せ先】ディレクター、出版部門担当者|久木玲奈店長、イベント部門担当者|栗本凌太郎メールアドレス hello@tsukihi.jp【会社情報】住所 〒155-0033 東京都世田谷区代田2-36-12※BONUS TRACKという建物の中にあります。営業時間 8:00-19:00(18:45ドリンクラストオーダー)古物商|東京都公安委員会許可|第303262415486号※サイト内の画像を無断で使用することを禁じます。
『誕生日の日記』
「どんな今日も、誰かの生まれた日」誰かの誕生日の日付から始まる、15人の日記集。「誕生日」は自分と関係のない日付でもあるし、どこかソワソワと意識する日でもある。カレンダーに印刷される公的な日付ではないけれど、完全に私的とも言えない日付。そんな狭間にあるものとしてイメージしながら、この本の編集を進めることにしました。生まれてきたことを祝う気持ちも、疑って悩む気持ちも、ひとしく並んでいる本を目指しています。また、日記における日付の性質を際立たせるために、ページ数(ノンブル)をつけず、日付を追って読み進めていただく造りになっています。日記帳の中に紛れ込んだような、涼しげな読書体験を楽しむことができるかもしれません。贈り物にもおすすめです。(編集より)著者:阿久津隆、いがらしみきお、イリナ・グリゴレ、植本一子、大崎清夏、金川晋吾、古賀及子、柴沼千晴、鈴木一平、pha、三宅唱、三輪亮介、me and you(久保山領、竹中万季、野村由芽)造本:仲村健太郎、古本実加発行:株式会社 日記屋 月日定価:2300円+税仕様:並製/A6変形(縦150mm×105mm)/208ページ(表紙:グレーの文字は銀箔押し、赤色の文字は赤箔押し)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・【本書のお取り扱いをご検討されている書店さま、個人の方へ】『誕生日の日記』は取次のH.A.Bを通して、トーハン、日販、八木書店ほか、すべての帳合取次に納本が可能です。また取次口座のないお店にもH.A.Bから直接卸売をいたします。取次経由:全ての総合取次からご発注いただけます。番線にてご注文ください。(返品条件付き注文。返品了解可)直取引:取次口座の有無に関わらずH.A.Bとの直取引にてご注文いただけます。◎H.A.Bのご注文ページはこちらです↓https://www.habookstore.com/%E6%B5%81%E9%80%9A-distribution/
¥2,530
ワークショップ「昨日の発表会」10/16(水)
ワークショップ「昨日の発表会」の応募ページです。こちらのページからご購入いただくことで予約完了となります。当日は店頭スタッフに応募時のお名前をお伝えくださいませ。----------------たまに日記を読み返すと、忙しなく暮らしていたり、なにもなかったと感じた日々も、しっかりと過去を背負って自分は生きていたのだと気づかされます。このワークショップは日記をつける行為の、過去を振り返る部分を取り出して共有してみる試みです。文字や文章の形ではなく、話し言葉で昨日の出来事を伝えたり、聞いた言葉から思い出したりして、確かにあった一日を見つけなおす時間になればと思います。----------------日程:◯10月16日(水) 19:00-21:00定員:5名ほど(事前予約制)料金:1,500円(税込)会場:日記屋月日(〒155-0033 東京都世田谷区代田2丁目36-15)※単発ワークショップになります。※応募は先着順です。売り切れ次第、募集は終了します。キャンセルが出た場合は追加で募集をいたします。※ご購入者さま都合のキャンセルの場合は、基本的に払い戻しができませんので、ご了承いただけますと幸いです。
¥1,500
ワークショップ「日記をつけるシリーズ」vol.1 「線をなぞる」
日記の専門店に集まってくる日記は、「本」の形をしています。そして本の中身である日記は、日付から始まり、文字によって書かれ、文字を通して読みます。これはどのようなもの(商品)をお店に置くかという、店としての基準があってのことですが、これ以外に日記をつけるとしたらどんな方法があるのか、そこでどんな心の動きが発生するのか、とても気になります。そもそも「日記をつける」の「つける」って、一体なんでしょうか。一日の終わりやそれぞれのタイミングで、その日にあったことを「つける」わけですが、書くことにより、自分の頭の中で出来事の取捨選択を考えることになります。意識して「あれを書こう」「あのことをうまい具合に残したい」と物事を整理する瞬間がやってきます。それがオーソドックスな日記の形だといったん仮定しますが、その一日を通して体験したこと、起きた出来事の中には、簡単に整理できない複雑なものもたくさんあるはずです。この「日記をつけるシリーズ」では、文字を書く以外の方法で日記をつけるとしたらどんなものがあるか、「あれを書こう」と取捨選択しないようなアプローチでつけた日記はどんなものになるのか、探っていきたいと思います。日記は自由な形式です。今日の出来事を表したり、残したりする方法を一緒に考えましょう。このワークショップは、最近、自分の書き言葉がしっくりこないと感じている方や、うまくまとまらないものを残してみたい方、日記をつけるきっかけがほしい方におすすめします。もちろん、そうでない方も大歓迎です。また、各タイトルによって、さまざまなファシリテーターの方をお招きします。会場は「日記屋 月日」の店舗のある東京だけではなく、オンライン開催を含む、全国での開催を目指しています。記念すべき最初のタイトルは「線をなぞる」。そしてファシリテーターは、画家の高田マルさん。会場は、京都です。ふるってご参加ください!(日記屋 月日 担当者:久木)<ワークショップについて>開催日時:9月21日(土) 13:00〜17:30 ※雨天決行集合場所:京都市内屋内会場:アトリエみつしま(京都市北区紫野下門前町44)参加人数:10人(先着順。キャンセルが出た場合のみ、再募集します)参加費:2,500円内容:はじめに参加者全員で散歩をし、休憩後、各自の日記を書きます。その日記を元に「線をなぞる」時間を過ごします。※集合場所の詳細は、お申し込み完了後に別途メールでご連絡いたします。※当日は記録用に写真や動画撮影を行います。その場でも撮影の可否についてお声かけいたしますが、ご不安な方はお申し込み時の備考欄に「撮影NG」とお書きください。お持ち物:筆記具服装:散歩することやクレヨンを使用することを考慮した、汚れてもよい動きやすい服装でお越し下さい企画:高田マル、日記屋 月日【ファシリテーター・高田マルさんからのメッセージ】日記をつけてもつけなくても、今日という日を過ごしたことに変わりはありません。一方で、今日ひいた線はあなたが今日を過ごしたことを無言で示し続けます。すこしのあいだ言語のことを忘れて、自分が引いた線をながめてみませんか。【プロフィール】高田マル(たかだ・まる)画家、一人出版社「絵画検討社」代表。人間はなぜ、いまだに絵を描くのか。絵をめぐる人間の原初的な衝動や欲求を探るうえで「絵画」を物質的なひとつの形式ではなく人と人のあいだで起こる出来事として捉え、ごく個人的な描写と記述、公の場におけるそれらの伝達と誤読のなかで何が起こっているのか実践を通して考えている。________________________________主催 株式会社 日記屋 月日※ワークショップに関してご質問、ご不明点がある場合hello@tsukihi.jpまでメールでご連絡ください。
¥2,500
夏のワークショップ「動画の日記」
夏のワークショップ第二弾「動画の日記」応募ページです。こちらのページからご購入いただくことで予約完了となります。当日は店頭スタッフに応募時のお名前をお伝えくださいませ。----------------「いま見た光景を忘れたくない」「忘れないように記録しておこう」と考えたとき、いつも持ち歩いているスマートフォンを使って撮影する機会は多いですが、そうして残った過去の映像や音から想起する記憶は、文章で書いた日記を読み返す場合とは、すこし異なった記憶の形をしているように思います。日記屋月日スタッフの桑原咲羽さんは、スマートフォンで日々撮りためている動画を、日記として短い映像にまとめています。今回のワークショップはこの方法をなぞり、動画で日記をつけて参加者の間で共有する試みです。文章で日記をつけるのとは違った記憶の残り方、思い出のいきさつを考える時間になればと思います。----------------日程:◯8月21日(水) 19:00-21:00◯8月28日(水) 19:00-21:00定員:5名ほど(事前予約制)料金:2,000円(税込)会場:日記屋月日(〒155-0033 東京都世田谷区代田2丁目36-15)※上記日程二日間を使った、全二回のワークショップになります。※当日は動画撮影のできるスマートフォンをお持ちください。※応募は先着順です。売り切れ次第、募集は終了します。キャンセルが出た場合は追加で募集をいたします。※ご購入者さま都合のキャンセルの場合は、基本的に払い戻しができませんので、ご了承いただけますと幸いです。
¥2,000
「日記は常に新しい」(登壇者:鈴木一平、田中祐介)
※リアルタイム配信は終了しました。こちらはアーカイブの配信となります。日記屋 月日の出版部立ち上げ記念、そして刊行物の一つめである『誕生日の日記』の発売を記念したトークイベント。月日がオープンした2020年から4年が経過しましたが、そのあいだにもさまざまな日記本が刊行され、新たな日記の捉え方が日々、生まれていると実感しています。著者のお一人でもある鈴木一平さん、そして「日記文化」を長らく専門とされている田中祐介さんをお招きし、体系的な日記のお話から、日付の効果、「誕生日」のふしぎなど、縦横無尽にお話していただいたトークイベントの映像記録です。(編集者より)□ イベント日時 ※終了しました。2024年8月2日(金)19:00~21:00(休憩15分)・当イベントは、このページから電子チケットをご購入のうえ、オンライン参加・アーカイブ視聴によりお楽しみいただけます。・アーカイブをご視聴できるのは、イベント終了後から2週間【8月2日(金)〜8月16日(金)】の期間です。□ 登壇者、聞き手プロフィール鈴木一平(すずき・いっぺい)1991年生まれ。宮城県出身。「いぬのせなか座」「Aa」参加。2016年に詩集『灰と家』(いぬのせなか座)を刊行、同書で第6回エルスール財団新人賞受賞、第35回現代詩花椿賞最終候補。2024年に日記・日記論集『教育装置のある生活――新しい生活(表現)様式としての「日記」』(いぬのせなか座)を刊行。主な論考に「詩と実在と感覚―言語表現におけるオブジェクトの制作過程」(『三田文學』二〇一九年冬季号)など。現在、第二詩集を準備中。田中祐介(たなか・ゆうすけ)明治学院大学教養教育センター専任講師・国立歴史民俗博物館客員准教授。専門は近代日本文学・思想。特に大正昭和の書記・読書文化。研究会「近代日本の日記文化と自己表象」主催。その主な活動成果として、田中祐介編『無数のひとりが紡ぐ歴史 日記文化から近現代日本を照射する』(文学通信、2022年)、同編『日記文化から近代日本を問う 人々はいかに書き、書かされ、書き遺してきたか』(笠間書院、2017年)がある。久木玲奈(ひさき・れいな)1991年生まれ。書店員を経て、2020年日記屋 月日の店長となる。現在はディレクターとしてイベント企画に携わり、今回発売された『誕生日の日記』の編集を担当。「蟹の親子」名義で文筆活動も行なっている。著書に『脳のお休み』(百万年書房)がある。 □ 参加方法について・決済完了後、PDFファイルのダウンロードを行ってください。ダウンロード方法の詳細は、このご案内の最下段にリンクをご用意しています。・ダウンロード後、PDFの内容を必ずご確認ください。開演時刻になりましたら、PDFに記載のURLから、イベントをご視聴ください。PCやスマートフォン、タブレット端末から、ご視聴が可能です(インターネットへの接続が必要です)。・イベント配信は、「Vimeo」というサービス使用します。通信環境や、お使いのデバイス上での動作が心配な場合は、https://www.g-1.ne.jp/preview-vimeo/ から視聴をお試しいただけます。スタッフの配置上、イベント中はご連絡をいただいてもすぐに対応できない場合がありますため、必ず事前にご確認ください。・お客さまの通信環境によっては、遅延が発生する場合があります。・イベント中は、登壇者以外のお顔や音声は配信されない設定となっています。どうかご安心ください。・リアルタイムの配信終了後、アーカイブ配信をお楽しみいただけます。PDFに記載されている同じURLから、ご視聴が可能です。ご視聴期間は【8月2日(金)〜8月16日(金)】です。・1枚のチケットから複数人が視聴していることが発覚した場合、ご連絡もしくは配信の停止を行うことがございます。ご注意ください。□ キャンセル・延期について・ご購入後にイベント参加用URLが送信される都合上、お客さまのご都合によるキャンセルは承っておりません。何卒ご了承ください。・主催側の都合でイベントが中止になった場合は、中止のご案内をメールでお送りします。また、中止決定から3営業日以内に、返金処理を実施します。・主催側の都合でイベントが延期になった場合は、延期のご案内をメールでお送りします。また、延期決定から3営業日以内に、いったん返金処理を実施し、延期となった日のイベントURLは無効化します。振替の日程が決まり次第、新たに販売ページを設けます。ご都合が合いましたら、あらためてご購入のうえ、ご参加ください。振替の詳細についてはメールや弊店のSNSで周知します。□ 商品のダウンロード方法(STORESのヘルプページに移動します)https://faq.stores.jp/hc/ja/articles/28209243647129--%E3%83%80%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E8%B2%A9%E5%A3%B2-%E3%83%87%E3%82%B8%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%86%E3%83%A0%E3%81%AE%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%BC%E3%81%AE%E6%B5%81%E3%82%8C________________________________主催 株式会社 日記屋 月日※ご不明点がありましたら、hello@tsukihi.jpまでご連絡ください。
¥1,500
【月額会員】日記屋月日会
「日記屋月日会(通称:月日会)」は、日記が好きな人たちが集まり、その魅力を味わい、ひろく伝えていこうという集まりです。以下のような方におすすめです。・書いている日記を、ほかの誰かに読んでほしい人・日記を書くのが好きな人・日記を書くのは好きだけど、なかなか続かない人・日記を読むのが好きな人・日記の魅力をもっと知りたい、味わいたい人・自分の日記を本にしてみたい人・その他、日記屋 月日の活動に興味を持ってくださる人●「日記屋 月日会」の主な活動内容1.【日記メールマガジンへの投稿】加入時にご登録されたメールアドレス宛に、「月日会報」という投稿型の会報誌(メールマガジン)が毎週届きます。会員は、その「月日会報」に、匿名(ペンネーム)で自分の日記を毎週投稿し、互いに読み合うことができます。日記を続けたい方には、モチベーションの維持にも活用していただけます。※会報誌(メールマガジン)の配信は、Benchmark Emailというサービスを使用しています。ご登録いただくメールアドレスによっては、迷惑メールボックスやプロモーションボックスに紛れてしまうことが多発しております。ご登録後に会報配信日を迎えてもメールが来ない場合は、こうしたボックス内を一度ご確認いただけますと幸いです。※過去に無料メルマガを購読していて、「配信停止」を行ったことのあるアドレスを使用する場合は、Benchmark Emailのサポートへ解除依頼していただくか、新しいアドレスをご登録していただくことになります。2.【オンライン制作部・編集部への参加】「月日会」というDiscordサーバーに参加できます。会員は、「月日会報」への感想を投稿したり、日記にまつわるニュースや考えを共有したり、その他日記にまつわるコミュニケーションや活動に参加できます。投稿にはスタッフからのコメントやスタンプによるリアクションがあります。3. 【日記リトルプレスの制作のサポート】「日記屋 月日」では、自分の日記を本の形にして人に読んでほしいという方へ、ひとつの目標として、当店でもたくさん取り扱っているような、日記のリトルプレスの制作をおすすめしています。一定の期間、毎日日記をつけ続けた先に、本の形になるたのしみを、Discord上でサポートさせていただきます。ご希望の方には、個別にDiscordのチャンネルをつくらせていただき、進捗状況をお知らせしてもらいます。4.【月日会ラジオ】(休止中)スタッフがメールマガジン「月日会報」の中身を振り返るラジオをzoomで配信しています。番外編として時々「日記放談」の回を設け、リトルプレスの作り方や「日記を読むってどういうこと?」という自由なテーマでおしゃべりしています。音声データを残しているので、リアルタイム参加ができなくても後から聞くことができます。時々、会員さんの中からゲストをお迎えすることもあるかもしれません。5. 【会員割引】「日記屋 月日」の店頭にて、常時下記の割引が受けられるようになります。ネットショップでのお買い物でも繰り返し使うことができますので、使えば使うほどお得なクーポンです!<割引内容> ・店舗にて、「オリジナルグッズ」が50%OFF。オンラインショップでは30%OFF ・店舗にて、ドリンクが50%OFF ・古本が30%OFF※クーポンは新刊本、リトルプレスには適用できません。●当ページからご入会後、ご登録いただいたアドレスに前号の会報と、Discordについての具体的なご案内をお送りいたします。必ずご確認ください。●ご解約については下記のURLをご確認いただくか、やり方が分からない場合はお問い合わせフォームよりご連絡ください。https://onl.bz/nM9sh7d[重要なお知らせ]※2022年8月より月日会の月額料金が変わりました。※既存の会員さまには2022年8月8日(月)配信の会報にて、本内容への切り替えに関するご案内をお送りしております。
¥1,200
日記屋 月日メールマガジン
お店の情報をお送りする、無料のメールマガジンです(2024.4.8リニューアル)。★購読される方は、お客さま情報入力時に「メールマガジンを購読」のチェックボックスにチェックを入れてください。<内容>・ワークショップやイベントのお知らせ、更新情報・入荷商品のご案内・「月日会」会員さんの日記紹介(日記全文から、一部を抜粋)※会員さんの日記は「日記屋 月日会」で配信している「会報」(有料)から抜粋したものになります。全文読むことはできませんので、あらかじめご了承ください。日記を全文読みたい場合:https://tsukihi.stores.jp/items/62ecda995ff423410ca53ac0<会員さんの日記について>「ある一日」を過ごされた方それぞれの日記に触れることは、自分が過ごした同じ日に、全く違う日々を過ごしていた他人の存在を知ることになります。ここにいない誰かの一日にそっと思いを馳せたり、共感したりできる面白さがあるかもしれません。---●会員登録済ストアからのメール配信停止方法1.配信停止を希望するストアページにアクセス2.ストアトップページ LOGIN より[ログイン]を押下3.[アカウント設定]を押下4.[メルマガ配信設定]を押下5.設定中のメールアドレス内容確認の上、該当項目の通知設定をOFFにする
¥0
日記屋 月日 本の定期便
<内容>毎月、定価で合計2500円 - 3000円相当の日記本(出たばかりの最新刊や、手に入りにくいリトルプレスを主として、新品・古本・リトルプレスが混ざったセレクトです)が送られてきます。<「日記本」とは?>日記屋 月日では、日付の入った読み物や日記が書籍化されたものを「日記本」と呼んでいます。タイトルに「日記」とついているもので言えば、例えば、武田百合子さんの『富士日記』や山田風太郎さんの『戦中派不戦日記』。「日記」とついていなくても、日付で区切られている植本一子さんの『かなわない』は日記本。それ以外にも、「これは日記的だ」と思うものをスタッフたちで選び、並べています。そして、タイトルに「日記」とついていても「日記本」ではないと判断していることもあります。<お申し込みについて>毎月25日までにお申し込みいただいた方に当月分の定期便をお届けします。それ以降は翌月からのお届けになりますので、ご了承くださいませ。<発送について>発送時期は毎月下旬を予定しています。価格は、送料込みのお値段です。※商品の返品・交換は承っておりませんので、ご了承くださいませ。ご不明な点がございましたらhello@tsukihi.jpまでお問い合わせください。
¥3,000
世界中にわたしたちふたりだけみたいだ
著者:垂井真装画:大髙杏『手をつなぐための天秤』垂井さんが日頃から書いている日記の、そのわずか一部分を本という形にした三冊目。2023年の日記がまとめられています。---------------------2.22わたしとあなたと、美しい距離であなたらしいあなたにわたしかわたしとして向き合える唯一の方法が、きっと何かを作るということなのだった。それは無数のあなたがひしめくこの世界で、わたしがわたしのままで、他ならぬあなたと寄り添いたいという祈りのようなものなんだろう。2.23たくあんまじで好き、いつからだろう。めちゃ好きだわ。4.20思いつきで買って使ってないでかい加湿器に足をぶつける。4.23毎朝ベランダに来るハトたちの絶唱で起こされるのを不動産屋さんに相談したらきてくれた。今はハト達の内見の時期らしく、ここに住み着く可能性があるらしい。でも対応してくれるのは5月中旬らしい。え、優柔不断なハトだったら良いけどさ、ハトによってはもうここって決めちゃうよ、どうすんの。って思う。
¥800
蟹ブ店番日記
著者:pha蟹ブックスのスタッフとして働きはじめたphaさんが、「本屋の仕事がとても楽しい」という様子を書いてまとめたZINEです。蟹ブックスでお店番をした日々の日記も掲載されています。<目次>・なぜ本屋で働き始めたのか・店番の日の日記(2023-2024)・店番コラム(かにカニCLUBの連載をまとめたもの)・蟹ブックスで売れ筋の本の紹介---------------------10月29日(日)図書館で作業。書きかけのエッセイをさらに固める。高円寺に行ったら高円寺フェスというのをやっていて、駅前広場にプロレスのリングがあった。業務スーパーの前では高校生がバンドを演奏している。祭りの様子を横目に見ながら店へ、店でも作業を続ける。花田さんに「皆勤賞じゃないですか」と言われて気づいたけど、別に来なくてもいいのに、ここのところ毎日店に来ていた。定休日の日にまで出勤しているし。店が居心地いいんだよな。仕事をしようという気持ちのときも来るし、特にやることがないから本でも見に行こうか、という暇つぶしのときにも来る。「なんか店がすごく楽しいんですよね」と言ったら、ちょっと引かれた。(p.9)
¥990
95人の生活本「4162024830PM」(栞付)
編集:土屋遊発行:はちみせ装丁:鈴木陽々(ヨーヨーラランデーズ)本文デザイン:宮村ヤスヲオリジナル&レアセレクトショップ「はちみせ」の土屋遊さんが編集した、てんでバラバラな95人の、2024年4月16日(火)夜の8時半からおよそ15分から1時間の間の日記をまとめたものです。---------------------夕方、散歩中にどこかの晩ごはんの匂いが漂ってきたり、旅先でその土地に暮らす市井の人々を眺めながら彼らの日常を想像する。あの感じ、あの、小さなどこかの生活に魂をふらっと持っていかれてしまう疑似妄想体験が好きでこの本を作りました。パッとめくってみてください。どこから読んでも楽しめます。人生のほんの一瞬、リアル95人分です。(発行元Webより抜粋)---------------------執筆者:浅生ハルミン/アトワンスノウ/あらやかわい/有坂亜由夢/飯沢未央/犬ん子/いわたまいこ/うつゆみこ/宇野雄哉/大林えり子/怪奇里紗/葛西恵/カネヒラ/ガラブロ/川井俊夫/菊地和広/岸本佐知子/北川陽子/久保ミツロウ/小堺丸子/小島歌織/こだんみほ/近藤南/沙東すず/佐野まいける/死後くん/菅俊一/鈴木陽々/せこなお/卒業生代表/高瀬克子/タカハシカオリ/田川亞希/多田玲子/辻元万里子/津田周平/土屋遊/つめをぬるひと/爪切男/鉄窓花書房 tamazo/寺井奈緒美/寺嶋梨里/寺田克也/てんぐアート/西村依莉/のそ子/ハイウェイオアシス/袴田章子/はた/林みき/はらわたちゅん子/パリッコ/姫乃たま/ひらのりょう/広岡ジョーキ/深瀬寛子/福山みき/藤原浩一/噴射/べつやくれい/ヘルミッペ/星葡萄/ポン豆ヤ/前田隆弘/前田麦/益田真理/松本康孝/マニアパレル/まんきつ/宮城マリオ/宮村ヤスヲ/武者小路晶子/村井理子/ムラヤマアヤノ/森翔太/山内崇嗣/山口マナビ/山中正大/雪浦聖子/吉田和夏/よしだともふみ/吉丸睦/よシまるシン/米谷マリ絵/りかちゃん/渡部剛/akiramuracco/DJ薄着/esou ceramics/monyomonyo/moufu. / olo/pha/sanboy/Towers---------------------「鉄入りビール(ノンアル)と焼きそら豆」はらわたちゅん子 ネオン画家自宅で、晩酌をしながらスマートフォンでテキストメッセージを送りあっているところ。ツバサンフリーというノンアルコールビールを飲んでいる。鉄が入っているらしく、べっこう飴のようなコクのなかに確かにFeの味わいを感じる。肴はすぐ近所のファミリーマートぇ買ってきた冷凍そら豆。電子レンジで解凍したあと、鉄製フライパンに気持ち多めの油を熱し豆どうしが重ならないように並べて弱火で両面5分ずつ焼いた。オリーブオイルとブラックペッパー、塩と冷蔵庫に残っていたレモン汁を混ぜたドレッシングをかけている。燻製チーズもたまに齧る。さっき、ファミマから帰ったときに郵便受けから出した茶封筒の中身のことを考える。他人の離婚届が入っている。食べ終わったら開封しようと思う。メッセージのやり取りを続ける。(p.20)4/16 20:30田川亞希 陶芸家夜の8時半。仕事を終えてチャリにてスーパーに寄る。ついでに百均も寄る。レジは空いていてスタッフはまったりしている。電池を買って文房具を買ってお会計550円。ふと、くしゃみが出たくなる。黄砂かな? 私はくしゃみは思い切って威勢よく出してストレスを発散させるタイプなんだが、ここは外。こらえてこらえて、小さく小さく『クシュ』。レジのおばちゃんが思わず言った『かわいいくしゃみ!』向かいのレジのおばちゃんも言った『かわいいくしゃみ!』。ブラボーブラボーかわいいくしゃみ。スタンディングオベーションの中、気恥ずかしく百均を後にしたのだった。(p.32)短い椿ヘルミッペ Pixel artistちょうど椿の葉をむしっていました。先ほど、子供が学校帰りに近所のSさんのお庭の椿の花を分けて貰ったそうで、よく見えるところに飾って欲しいとのこと。枝が随分と短く、少し悩みながらバランス良く生えた葉をいくつかむしって整え、小さな小瓶になみなみの水で枝先がやっと水に浸かり、無事玄関で威張る様子。(p.51)
¥2,255
山學ノオト5(二〇二三)
著者:青木真兵、青木海青子奈良県東吉野村。人口一五〇〇人の村の山あいに佇む一軒家、人文系私設図書館「ルチャ・リブロ」。自宅を開放して図書館を運営する夫婦の日記集も五年目。くらしや仕事、さまざまな環境の変化が、新しい視点を育んでいく。転機の年となった、二〇二三年の記録。---------------------10/22 日村に住んでいてたまに思うのは、移住者が増えれば地方自治体としては存続するかもしれないが、地縁、血縁を前提とする「かつての村」に立ち返ることを地域活性化と呼ぶならば、残念ながら今の村は歴史的に断絶せざるを得ないだろうということ。血縁を前提にしない「これからの村」をつくっていくために、各々の尊厳を認め合うことが必要となる。年齢、性別、その他の属性だけで判断しない。しかしこれを突き詰めていくと能力主義になっていく。各々の尊厳を認め合うとはどういうことか、常に考え続けるという不断の努力が必要なのだと思う。『山學ノオト(二〇二二)』には僕がここ数年従事していた就労移行支援に対する違和感が綴られている。いわばそれは現代社会で「働くこと」が置かれている、ゴルディアスの結び目状態に対するもの。制度や慣習、独裁的権力によって社会を変えることはできないと痛感したこと、それがD×Pに参加した理由でせうか。朝、群馬のつぐみさんのところに行く奥さんを駅まで送り、帰ったらみちのりのプログラムに参加者の方々がご来館。ちびっ子もいて賑やかで楽しい時間。昨年に引き続き寅さんについて語り合う。それからテントなどの片付けのために八幡神社へ。終わると急に疲れが出てバタリ。(真)朝早く、駅まで送ってもらい、群馬に向けて出発。近鉄で名古屋まで出て、新幹線を乗り継いで安中榛名へ。駅まで迎えに来ていただく。公開収録は楽しく進み、ひとときの質疑応答も穏やかでいい時間だった。つぐみ Books&Coffeeさんの心地良い空気感のなせる技だと思う。夜は登利平の鳥めしをいただく。(海)
¥2,530
トーフビーツの(難聴)ダイアリー 2022
著者:tofubeats編集:和久田善彦デザイン:小山直基発行・発売:ハイハット合同会社印刷・製本:塩屋的印刷「tofubeatsの初書籍、『トーフビーツの難聴日記(2022)』より早数年、その後も淡々としたためられ続けていたtofubeatsの日記の続編がZINEになりました。 2022年の初頭までの日記が収められた「トーフビーツの難聴日記」。その続編として数店舗のみで特典として配布された1ヶ月分の日記「難聴日記 reprise」に、本書が初出となる2022年の5月以降の日記をさらに追加。難聴を経て始まった「難聴日記」はコロナ禍日記へとスライドし、2022年も初のコロナ罹患や結婚式、はたまた契約トラブルなどエピソードが巻き起こります。そして今回も音楽を生業とする人間のライフスタイルが少し覗ける1冊にもなっているかもしれません。」(発行元サイトより抜粋)---------------------10月結婚式のお礼などを見に奥さんと出かける。明治屋でたくさんあるオリーブオイルを検討していたら急にじいやみたいな店員さんが詳しく説明してくださって助かった。高級スーパーの店員はオリーブオイルの銘柄についてナチュラルにこんなに知識を持ち合わせていることに感動。夕方、奥さんとワンコと喫茶店のテラス席でのんびりしていたら眼前をチャリンコでSeiho さんが通りすぎる。5分くらい近況を話す。夜、奥さんが「寿司を握ってみたい」ということでスーパーで買った刺身を用い、家で寿司を握ってくれた。自宅で巻き寿司とかちらし寿司とかでなく握り寿司を作るケースというのはなかなかないと思う。奥さんはこのために電動自転車ででかい寿司桶を遠くのホームセンターまで買いに行っていたくらいの気合いの入れようで、なぜここまで寿司に囚われてしまったのか謎だったのだが、その気合いの込められた寿司は思いのほかしっかり「寿司」で、美味しくて楽しい夕食となった。
¥1,650
書いてばかりいた
著者:yoyo『今日は思い出す日』に続くyoyoさんの2冊目の日記本。2023年3月から2024年3月までの日記と短歌をおさめています。本を読み、子どもと過ごしながら考えたこと。「この一年でいろんなことが変わった。下の子が生まれ、上の子は転園し、私は仕事を辞めた。ただ日記を書き続けている。立ち止まり書き続けた一年間の記録。」(著者サイトより抜粋)---------------------今のままでいい そんなことを書くつもりはつもりはなかったのに、昨日の日記はたまごサンドから昔の職場の話につらつら流れていってしまった。オチはなく、面白いエピソードがあるわけでない、人生に効くようなことも言ってはいないし、文章が美しいわけでもない。けれども書いていい。人目にふれるところに置いてもいい。日記の懐の深さを私は愛している。2023/08/04 22:52
¥1,100
CHOBI CHOBI NIKKI
著者:ささきめぐみデザイン:横山雄鉛筆のデッサンやスケッチ、銅版画などがまとめられた72ページの日付入りの作品集です。ずっと一緒に生活していた猫 チョビの絵や、チョビと一番の仲良しである母の日記も掲載されています。---------------------チョビは実家の猫で、私は昨年末に引っ越して、ずっと一緒に生活していた猫と離れて暮らすことになりました。18歳の猫を置いて家を出るのは、心配だし、さみしいです。後ろ足がヨロヨロしているし、目も見えなくてボーっとしているし、「チョビ、しっかりしてよー」と声をかけても聞こえてなさそう。さみしいとか、長生きの願いとか、いろいろ思いながら絵を描きました。本の中にはチョビと一番の仲良しである母の日記を使わせてもらいました。少しでもチョビとの日々の暮らしが伝わればうれしいです。(著者サイトより抜粋)
¥1,980
観々日⑤
著者:田口史人(円盤 店主)明治に創業し2019年に閉業した彦根の元・銭湯「山の湯」。その男湯側に移転したレコード屋「円盤」の店主 田口さんが毎日、レコードや映画、本などの観賞をつけた日記レビュー冊子の第五集。---------------------一二月五日(月)ようやく入手した「氷の世界」井上陽水(1973年/2007年 LP)。日本で一番充れたアナログLPですが、二〇〇七年という中途半端な時期にリマスタリング/リカッティングされたこの盤は当時見逃していました。プレス工場のカッティング・ルームに飾られていたことで存在を知り、簡単に買えると思っていたら、数も少なかったのか今まで全く見かけなかったものでした。音は思いっきり違って、これがCDのようにスッキリした音。まさかピッチ補正などしていないだろうとは思うのですが、どういうわけかオリジナルより「上手く」聞こえるような気がしました。一二月一五日(木)徳島の巨大リサイクルで「テディ・ベア・アンド・ミー」(1984年 LP)など米国の子供向けレコードをいくつか購入。かなり呑気な曲が並んでおり、八〇年代以降の子供向けレコードの子供を舐めた曲作りは万国共通。子供を子供扱いしたときから人間の成長は止まる。もう半世紀近くこの状況が続いていることを考えると、人類総キッズ化も目の前。「生意気な子供」みたいな「大人」で世界はいっぱいになっていく。もちろんテディ・ベアのせいではない。
¥880
観々日 四
著者:田口史人(円盤 店主)明治に創業し2019年に閉業した彦根の元・銭湯「山の湯」。その男湯側に移転したレコード屋「円盤」の店主 田口さんが毎日、レコードや映画、本などの観賞をつけた日記レビュー冊子の第四集。---------------------六月一日(水)近所のむろ食堂(店)のランチはワンコイン。ただしメニューは無し。行くと何も言わずにただ昼飯が出てきます。この日はそれにしても対応が極端で、店に入ったものの、誰も顔を出さず、厨房の奥から「いらっしゃい」、の、ような声が聞こえてきただけで、しばらく無言。それでもぼんやりテレビを見ているうちに下のようなご飯が出てきました。三日前のうどんとごはんだけの時は、え、ちょっと、おかずないの?!と思ったけれども、今日は焼肉だったので満足。たまに何フライだかわからないフライが出てくるのも面白かったり、なんだか母さんの日々のご飯のようで、ちょっと嬉しいお店です。
¥880
観々日3
著者:田口史人(円盤 店主)明治に創業し2019年に閉業した彦根の元・銭湯「山の湯」。その男湯側に移転したレコード屋「円盤」の店主 田口さんが毎日、レコードや映画、本などの観賞をつけた日記レビュー冊子の第三集。---------------------十一月一四日(日)今日は伊那市三階屋根裏にて柳家小春(ライヴ 2021年)。この屋根裏部屋もだんだんイベント・スペースとして馴染んできた感。ここに残されていた和紙や障子紙、襖紙をいろんなことに活用し始めているのですが、小春さんの演奏なので、後ろが板では無粋すぎる、襖紙を貼ってみたところ、なんか会場らしくなりました。金はないので、あるもので作っていく。それが面白いと思っているのですが、ね。
¥880
観々日Ⅱ
著者:田口史人(円盤 店主)明治に創業し2019年に閉業した彦根の元・銭湯「山の湯」。その男湯側に移転したレコード屋「円盤」の店主 田口さんが毎日、レコードや映画、本などの観賞をつけた日記レビュー冊子の第二集。二〇二〇年度上半期の半年分、183本のレビューを掲載。---------------------七月三一日(土)谷川俊太郎+和田誠「ナンセンス・カタログ」(本 1982年)は谷川俊太郎の様々なテーマへの所感集に和田誠が絵を添えたもので、読んだのは八二年刊行当時のものではなくて九二年の文庫版です。谷川さんはこの本のテーマを「自分の些細な感覚にこだわってみようということだった」と書いてますが、現在、大体の「エッセイ集」というものは、このような「些細な感覚」を綴ったものだと思うけれども、「些細なことの中にも大事なことがある」とでも言いたげなうことだった」と穿った文章ばかりを見ます。些細なものを「些細なものです」と人に手渡すのはなかなか難しいもので、それが逃げ口上になるのはまるでみっともないし、いらぬ謙遜にも陥らず、まるのままをこうして書けるのいうのは表現者としての力としか言いようがないと思います。
¥880
好きな音楽とご飯と花と服と散歩と本と語り合える場と人が居れば幸せ
著者:桜木彩佳表紙印刷:STUDIO LE MONDE2024年6月4日から7月4日までの一ヶ月間の日記です。表紙はその間に著者が撮影した写真のコラージュをリソグラフで印刷したもの。---------------------6/14(金)会議が多い日で、金曜恒例の焼売を食べ逃す。会議中に昨日清水さんがくれたお土産を食べる。嬉しいなと思うシーンもたくさんあったけれど、それを上回る落ち込む話を耳にして、1日中頭の中がグルグルしていた。22時過ぎになってやっとご飯を食べることができ(麻辣湯)、電車に乗らず歩いて帰りながらグルグルの整理をする。自分は短気かつ義理人情系のメンタルヤクザだと思う。整理をしながら悲しさに飲まれないように努力したが、涙が出そうになりやっぱりダメだと思い、家にリュックを置いてそのまま散歩。カラオケに行き、宇多田ヒカルを熱唱。『何色でもない花』のMVを大きな画面で観ることができてよかった。『道』の「見えない傷が私の魂彩る」という歌詞が響きすぎて、コンタクトにして眼球に直に入れたいと思った。帰り道はPolarisを聴いた。Polarisの乾いたドラムにしか救えない私の領域が一生ある。
¥700
新東京
著者:藤田祥藤田祥さんの2023年の一年間の日記です。---------------------十一月二十二日 台湾(一) ドミトリーというかカプセルホテル・会社の午後休を取り、夜の便で台北桃園空港へ。電車で市内まで行くつもりが、到着したら終電ギリギリ。急いで乗り場に向かうも、ICカードの購入にもたついている間に終電gone. しょうがなくバスに切り替えて移動。この旅の前に新しく買ったスーツケースはステッカーが剥げやすい材質なのか、貼ったばかりのお気に入りのステッカーが2枚gone. 残り1枚。・バスで1時間で台北駅。セブンで水を買う。どこもクレジットはタップだな、便利。着いたホステルが最高。ドミトリーというか、カプセルホテル。シャワーもお湯出るし、ドライヤーあるし、ハンガーあるし。完璧、これで1泊2500円。台湾の人?なのか台湾に来てる中国人? なのか、大人しいというか動きが丁寧でガサツじゃない気がする。ぐっすり眠れるやんと思ってベッドの上でセブンで買ったペットボトルの水開けたら、ばっしゃーと盛大に溢れて落とし穴。なんで海外のペットボトルってあんなにぎりぎりまで水入れるねん。もういい、寝る。
¥550
アイコンダイアリー
ある日一人の男性がお店にいらっしゃいました。その方はこれまで個人で日記帳を製作されていたらしく、「いわゆる終活をしたく、残っている日記帳たちを手放そうと考えていまして…」とご相談を受けました。そうした経緯で引き取らせていただいたのがこちらの『アイコンダイアリー』です。シンプルな装丁と、中のページには11種のアイコンが印刷されていて、その日の体調や装い、聞いた音楽や、使ったお金などの記録を毎日残すことができる仕様になっています。金額をかなりお安く設定していますので、最初の一冊や複数冊まとめ買いもおすすめです。当店でしか取り扱っていない商品となりますので、ご興味ある方はぜひどうぞ。
¥550
The Overstay Thailand
著者:大芦実穂2022年3月から4月まで、著者が3年ぶりにタイに滞在した毎日を記録した日記です。タイ人のパートナー、ピートさんと暮らすなかでの日常と、タイのこと、自身のことなどが書かれています。---------------------3月31日(木)“カフェはスタジオだ”バンコクにはカフェが多い。そして東京にもないような、ほんとうにおしゃれで最先端のカフェが(バーもだけど)次々オープンする。なんでかって考えてみると、バンコクはもうずっと前からSNSが盛んで、自撮りをする人たちも多く、しかも誰も恥ずかしがったりしない。いまでこそ日本でも人目のつくところで自撮りをしている人を見かけることもあるけれど、数年前はそんな人、少なかったと思う。でもバンコクは違った。「#cafehoppingbkk」などのハッシュタグでインスタなどを調べると、バンコクのホットなカフェが探せるのだけれど、その写真に飲み物はほとんど出てこない。じゃあ何がでてくるって、キメキメの人物たち。つまりバンコクのカフェはスタジオと同意語なのである。私はそう思っている。それならドリンクやフードの質は悪いんだね、と思うとそうでもない。コーヒーもほとんどのところでおいしいし、モクテルみたいなドリンクもいける。タイってとってもクリエイティブだと思う。素敵カフェに行きたかったら、スクンビット(トンロー、エカマイ、プロンポンあたり)か、旧市街や中華街で探すといいと思う。(3月31日(木)の日記より一部抜粋)
¥1,100