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2050年のリジェネラティブな都市とは ~新たな繋がりをいかにデザインするか?「NIKKEN NEXT MISSION」3rd SEMINAR
石川 貴之 日建設計総合研究所 取締役所長 リジェネラティブな都市 2050に向けた萌芽金行美佳:まずは日建グループから、金行、佐藤の順でインプットをいたします。現在、都市づくりを取り巻く課題として、「都市の均質化」「生活スタイルの多様化」があげられます。また、自然災害など予測不可能な事象が多く発生する中、「自立した都市づくりの必要性」も説かれています。そこで、環境や社会・経済の持続可能性を超えて、積極的に改善し再生する「リジェネラティブな都市づくり」が注目されています。
2050年の自然とコミュニティ 「みどり」を「Commons」に変えるには?〜都心と地域のデザインアプローチ 「NIKKEN NEXT MISSION」2nd SEMINAR
石川 貴之 株式会社日建設計総合研究所 代表取締役所長 これからの未来は「不確実」で「非連続的なこと」が起きると言われる今、そのような未来の社会や都市を見据えた時、私たち日建グループは「どのような中長期的な視点を持ち、どのような市場と課題を捉えて都市・環境ビジネスに取り組むことができるのか?このような問いを立て、社内外の人々と議論していくこととしました。 「NIKKEN NEXT MISSION SEMINAR」と名付けたこのイベント。第2回目のテーマは「2050年の自
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WorkUP!EVENT#01NIKKEN インクルーシブデザイン研究チーム「これからの建築や都市を考えるための“インクルーシブデザイン”とは?」
目指すのは「様々な人のための未来のUDデザイン」日建グループが今、インクルーシブな共生社会の実現のために推進しているのがインクルーシブデザインというアプローチ。「WorkUP!EVENT」は、多様性に配慮した都市や建築空間を創出するためのアクティブラーニングの機会として企画された公開セミナーで、今回はその第1回となりました。 共創の場「PYNT」での活動を推進している日建設計 石川貴之より冒頭挨拶。 石川:当事者意識を持つことは、頭で考えていても実は難しく、当事者と膝詰めで
インダストリアル建築の進化と未来|vol.04|インダストリアル建築のポテンシャル Industry4.0から次の未来へ
五十君 興 日建設計 設計監理部門 設計グループ デザインフェロー Industry4.0がもたらした進化の方向これらの事例から分かるようにインダストリアル建築は複合化、多様化してきています。その背景にはIoTでモノやコトがつながっていくIndustry4.0があり、製造業や物流業の立地稼働の自由度が増して都市内立地の可能性が高まっていることが考えられます。ヤマト港南ビルのように物流とオフィスと展示施設の合体や、香港AMCのようなフレキシブルな製造を受け入れ物流と製造が一体