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【84「怒らないと決めておく」だけで怒りの20%は減る】
何年か前からアンガーマネジメントはひとつのトレンドになっています。
世の中には、怒りをマネジメントしようとするさまざまな考え方や方法論があります。
怒りは自律神経を乱しますから、怒っていいことなどひとつもありません。 怒りを感じたら、とにかく黙る。
前項で紹介した方法ですが、もうひとつオススメのシンプルなやり方があります。
それは、「怒らないと決めておく」ことです。
「ただそれだけ?」と感じる人も多いでしょう。
世の中いろいろな人がいて、街を歩いていたり、電車に乗っているだけでも怒りを覚えることはあります。コロナ禍では、マスクをせずにジョギングしている人を見て、怒りを感じることもあるでしょう。
そんなとき「ああ、そうだ。怒らないと決めたんだ」と思えるだけで怒りの20%は収まります。
対人関係でも、怒りそうな瞬間が訪れたら、「ああ、来た来た」「怒りの波がやってきた。でも怒らないと決めたんだ」と思い出してください。
人は完璧ではありませんから、それでも怒ってしまうことはあるでしょう。
でも、その都度「怒らないと決めたのに、怒ってしまった」と思い返せれば、徐々に怒りはマネジメントできるようになってきます。
「あなた=私じゃない」という言葉があります。じつは、怒りの多くは、自分の考えや価値観を他人にも強要することで発生しているものです。
自分の価値観やモラルに反することを言われたり、やられたりすると、つい怒りが込み上げてくる。
しかし、純然たる事実として「あなた=私」ではありません。
同じことを求めること自体ナンセンスなのです。何か怒りが込み上げそうなときは、ぜひこのことを思い出してください。
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