【63 ヨーグルトは種類を変えて「腸内の多様性」を高める】
腸内環境を整えるのにヨーグルトがいい。
これは以前から言われていることですが、最近の研究では、同じ種類のヨーグルトを食べ続けるのではなく、ときどき種類を変えて、いろいろな菌を腸内に入れることが大事だと発表されています。
かつては「自分に合ったヨーグルトを探す」「自分に合った菌を選ぶ」というやり方が主流でしたが、研究が進んでいくにつれて、腸内の菌の多様性は腸内環境のよさと比例する――そんな結果が出てきています。
市販のヨーグルトにもさまざまな種類があるので、食べることでお腹の調子が悪くなるようなものを無理に食べる必要はありません。
ただ、いつも同じメーカーの同じ銘柄を食べるのではなく、2、3週間経ったら別のヨーグルトもぜひ試してみてください。
食べ方としては、一日100~200グラムを食べるのが最適。 砂糖の入っていないプレーンなものに、整腸作用のあるハチミツをかけて食べるのがオススメです。そのほか、バナナやリンゴなどと一緒に食べるのもいいでしょう。
「朝の果物は金、昼は銀、夜は銅」という言葉もあります。
朝は腸がストレスを受けていない時間帯なので吸収がよい、という解釈もできそうです。
朝ご飯は「質素な旅館の朝ご飯がいい」と先に述べましたが、それにハチミツと果物が入ったヨーグルトを食べれば、腸内環境にとってはベスト。
そもそも発酵食品は腸内環境を整える役割を持っているので、納豆やみそ、ヨーグルトは積極的に摂取することがコンディションを整える一助になります。
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