サイエンス作家・竹内薫さんと読むこの3冊。/日経Think!LIFEがお送りするアットホームな「読書会」イベントレポート
4月15日(金)に開催した「サイエンス作家・竹内薫さんと読むこの3冊。」にご参加いただきありがとうございました。
スペースNIO(東京・大手町)で開催した記念すべき日経Think!LIFE初主催イベントは、大盛況をいただきました。
日本経済新聞の木曜日付夕刊文化面はみなさんご覧いただいているでしょうか。
「目利きが選ぶ3冊」と題して、読み巧者がとっておきの一冊をご紹介する人気欄です。
竹内薫さん、「初めは速読、途中でもったいないなと思ったら熟読に切り替える」
サイエンス作家としてたくさんの本を書かれ、フリースクール校長として数学と英語、プログラミングを融合させた教育にも取組まれています。
2005年から担当し、15年以上にわたって3週間に1回、書評を執筆いただいている竹内薫さんですが、そんなお忙しい中でも3週間で約10冊の本を読まれているそうです。
「学校の教材として子どもに教えられるかなという視点」「日経の書評で使えるかなという視点」「個人的に楽しめるかなという視点」で読まれるといいます。
それにしても、2日に1冊のペースで読まれているとは、かなりの読書家です。
竹内薫さんにお聞きする、3つの目”利き力” そのポイントは?
日本経済新聞では大きな書評欄を2つ設けています。
土曜日付朝刊「読書面」、竹内さんをはじめ9人の評者が週替わりで登場してそれぞれの専門分野の本についてお書きいただいている「目利きが選ぶ3冊」欄となっています。
土曜日付朝刊「読書面」は、社内で本を選んで、このかたに評していただきたいと都度依頼をしていますが、「目利きが選ぶ3冊」は、評者自身が本を選び、その選書する目利き力も含めての面白さが醍醐味です。
早速ですが、「目利きが選ぶ3冊」にちなんで、竹内薫さんに目利きのポイントをお聞きしました。
竹内薫さん 3つの”目利き力”
→ 面白く、ためになること
→ 専門書でないこと
→ 日本の著者中心
ひとつずつ、詳しくお話いただきました。
竹内薫さん、「書評も作品なのではないか」「著者がなぜこの本を書いたのかを伝えたい」
リラックスする雰囲気の中で楽しめた「読書会」ですが、ここから先は、ぜひ動画でご覧ください。
日経ID(有料会員)をお持ちの方ならどなただもご覧いただけます。
イベント目次
・3つの”目利き力” そのポイント
・書評を書く時に心がけていることは
・竹内さんがご自身の書評から選ぶ、3冊を詳しく解説
・竹内さんが興味を持っている本とは
・心に残った、でも書けなかった書評
・感想文とQ&A
担当者コメント
「新聞の文化欄で大きな存在感を放つ書評。評者は何に着目して本を選び執筆しているのか、その内実に迫りました。サイエンス作家・竹内薫さんが選書で心がける3つのポイントのひとつは日本の著者を重視すること。日本語は「マイナー言語」のため、その文化を守る必要があると考えるからです。執筆前には一晩寝かせるといった、舞台裏もお話しいただきました。配信後に行ったリアル参加者と竹内さんの質疑応答も大いに盛り上がり、状況がゆるせばぜひ多くの方に参加いただき、読書の楽しみを広げていきたいと感じました。(桂星子)」
公式サイト
日経Think!LIFE イベント情報
日経Think!LIFEは、3つのテーマで様々なイベントを開催しています。
ビジュアル豊富で、上質感があり、知的好奇心を刺激する「アートレビュー」「グルメ・トラベル」「The STYLE」「美術」
身近な暮らしの話題や、賢い生き方を考える「ライフプラン」「健康」「子育て」「働き方」
新たな視点で趣味を楽しむ「スポーツ」「囲碁・将棋」「読書」
次回の日経Think!LIFE 読書会をお楽しみに。
公式noteでもイベントの告知をして参りますので、フォローして情報を受け取ってくださいね。