日経をよりよくするのは、(当然だけど)中の人の役目なんだと気付かされた夜
こんにちは。われわれ次日経チームは、noteさんとの共同事業「Nサロン」を運営するチームの横に席を置いています。その縁もあり、先日開催された「Nサロン集中講座・データサイエンス入門講座」に参加しました。
講師は堅田洋資さん
株式会社データミックス代表取締役社長・データサイエンティスト
分析プロジェクトへのみちのり
分析したいことを明確にする
・カスタマージャーニーを書く
・ジャーニーからKPIツリーを書く
・打ち手を整理する
必要なインプットを揃える(データを集める)
分析技術を理解する
分析組織を作る
分析したいなら分析課題を明確にせよ、というのが堅田さんのメッセージでした。
いきなり打ち手出し(how)には進まず、まずは現象整理(カスタマージャニー)から。
それから現象の分解(KPIツリー)へ。
KPIまでみつかったらやっと打ち手(how)を検討する。
課題出しは外注できない
堅田さんはいろんな企業のデータコンサルを受けていらっしゃるそうですが、分析プロジェクト成功のカギは、業務に精通した人物=すなわち社員(中の人)が、お客様を、業務を、具体的なシーンとして思い浮かべられるかどうかにあると説きます。
マストハブな存在「ビジネストランスレーター」
堅田さんがおっしゃっていたことでもう一つ印象的だったのが、今後企業において必要になる存在として「ビジネストランスレーター(翻訳家)」を挙げていたことです。
マッキンゼーさんも注目し、その役割を定義しているそうです。
マッキンゼーが定義する「Analytics translator」の要件
・Domain knowledge(自社の事業への深い理解)
・General technical fluency(テクノロジー理解)
・Project-management skills(工程管理力)
・An entrepreneurial spirit(起業家精神)
データ分析だけじゃない
イベントのテーマはデータ活用・データ分析でしたが、これってどんな取り組みにでも適用されるものだと感じました。
自社の課題を振り返り、それを因数分解し、もっともインパクトの大きい施策に取り組んでいく。
マッキンゼーさんのいう「Analytics translator」ほどのスーパーな人材になれるか不安ですが、意欲は高く持ち、引き続き日経の脱シーラカンス、イメチェンに取り組んでいこうと決意を強くした所存です!
データ分析に興味がある人はこちら
最後に宣伝ですが、わたくしが参加したデータ道場本編は、絶賛参加者募集中だそうです。ご興味ある方はぜひ!
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