見出し画像

1/30(木)実質株主の把握強化へ、会社法改正で企業に開示請求権 - 同意なき買収対策も


「日経新聞に載ってましたね」は魔法の言葉。

仕事において30代後半から40代の中間管理職の方々と話をしていると、結構な割合で新聞を読んでいない方が多いんです。「この情報は日経新聞から…」と話すと、思わず表情が曇る瞬間があります(新聞読んでないから、読んでないと人と思われたくないし、という感じかな・・😅)。

実は私、社内で日経新聞の解説をしていたところ、意外と好評だったんです。その時使っていた「中学2年生と専門家の対話」形式で、一面記事を分かりやすく解説していきます。経済ニュースを中学生目線で噛み砕いていくので、新聞を読み始めるきっかけにしてもらえたら嬉しいです。

…………………………………………………………………
このnoteでは主に日経新聞の一面記事を
分かりやすく解説していきます。
記事をそのまま載せると日経新聞さんに
怒られちゃうので(笑)、
記事の内容を噛み砕いて説明する形式です。
年齢関係なく、
「新聞読んでいる自分になりたい!」と
思っている方はどうぞ、新聞の楽しい世界へ。
…………………………………………………………………

実質株主の把握強化へ、会社法改正で企業に開示請求権 - 同意なき買収対策も


📊 政府が会社法改正で企業の「実質株主」情報の請求権を新設へ
💼 株主構成の複雑化に対応し、企業の株主把握と対話を促進
🔍 欧米並みの制度整備で、未開示の場合は議決権停止などの制裁も


中学生:先生、今日は会社の株主について教えてほしいことがあります。ニュースで「実質株主開示制度」という言葉を聞いたんですが、どういう制度なんですか?

専門家:はい、とてもいい質問ですね。政府が今、会社法という法律を改正して、新しく導入しようとしている制度のことです。簡単に言うと、企業が自分の会社の本当の株主は誰なのかを知ることができるようにする仕組みなんです。


中学生:えっ、会社は自分の株主のことを知らないんですか?それって不思議ですよね。

専門家:実は現状では、株主名簿という台帳には、実際の投資家ではなく、資産管理銀行(私たちはカストディアンと呼んでいます)の名前が並んでいることが多いんです。これは、銀行が投資家の代わりに株式を管理しているからなんです。

中学生:あ、なるほど!でも、それじゃあ会社は誰が株主なのか分からないってことですよね。困りませんか?

専門家:その通りです。今の制度では、株式を5%以上持っている人だけが名前を明らかにする義務があります。それ以下の株主を調べるには、数百万円もかかる特別な調査をしなければならないんです。


中学生:へぇ、そんなにお金がかかるんですね。でも、なぜ今になって株主のことを知りたいと思うようになったんですか?

専門家:大きく3つの理由があります。1つ目は、海外の投資家が増えて株主の構成が複雑になってきたこと。2つ目は、アクティビストと呼ばれる「物言う株主」が増えてきたこと。そして3つ目は、同意なき買収への備えが必要になってきたことです。

中学生:「物言う株主」って何ですか?なんだか怖そうな感じがします。

専門家:怖がることはありませんよ。アクティビストは、会社の経営に対して積極的に意見を言う投資家のことです。時には、会社の経営方針を変えるように求めることもあります。これは、会社をより良くするためのものなんです。


中学生:なるほど!でも、「同意なき買収」っていうのは何ですか?

専門家:会社の同意を得ずに、突然大量の株式を買い集めて会社を支配しようとすることです。そのため企業は、誰がどれくらい株式を持っているのか、早めに把握しておく必要があるんです。

中学生:あ、だから株主のことをちゃんと知りたいんですね。新しい制度ではどんなことができるようになるんですか?

専門家:新制度では、企業が株主名簿に載っている人に対して、「本当の株主は誰なのか教えてください」と請求できるようになります。そして、もし教えてくれない場合は、議決権の停止という罰則を設けることも検討されています。


中学生:議決権って何ですか?止められるとどうなるんですか?

専門家議決権は、株主総会で意見を言ったり、重要な決定に参加したりする権利のことです。これが停止されると、会社の意思決定に参加できなくなります。だから、実質株主の情報を開示してもらえるよう、強制力のある仕組みにしているんです。

中学生:なるほど!でも、こういう制度は日本だけなんですか?

専門家:いいえ、実は海外では既にある制度なんです。例えば、イギリスやアメリカでは、会社が株主に対して保有状況を質問できる制度があります。日本も、これらの国々を参考にして新しい制度を作ろうとしているんです。


中学生:株主のことを知ることで、会社にはどんないいことがあるんですか?

専門家:大きく3つのメリットがあります。

  1. 株主との対話がしやすくなり、会社の価値を高めることができます

  2. アクティビストや突然の買収に対して、適切な対応ができるようになります

  3. 経営の透明性が高まり、会社への信頼が強くなります

中学生:株主との対話って、具体的にどんなことをするんですか?


専門家:例えば、会社の将来計画について株主の意見を聞いたり、新しい事業のアイデアについて相談したりします。これをエンゲージメントと呼んでいます。

中学生:へぇ、株主さんって会社の相談相手なんですね!でも、個人情報とかは大丈夫なんですか?

専門家:その心配はごもっともです。実は、これは新制度の課題の1つなんです。個人情報の保護と、会社が必要な情報を得ることの間で、適切なバランスを取る必要があります。

また、政府はスチュワードシップ・コードという投資家向けのルールも改訂して、株主と企業がより良い関係を築けるようにしようとしています。


中学生:なんだかすごく大きな変化が起きそうですね。

専門家:その通りです。この制度改革は、日本の会社と株主の関係を大きく変える可能性があります。でも、最終的な目的は1つ。企業がより強く、健全に成長していけるようにすることなんです。

中学生:今日は株主のことについて、たくさん勉強になりました!これからニュースを見るときも、もっと理解できそうです。ありがとうございました!

専門家:こちらこそ、いい質問をありがとう。君のような若い世代が経済のことに興味を持ってくれるのは、とてもうれしいことです。



ChatGPT無料プランが2024年12月末からWeb検索対応に!

2024年12月末、OpenAIのChatGPTは無料プランでもWeb検索機能が利用可能になりました。これにより、無料ユーザーもリアルタイム情報へのアクセスが可能に!
この無料プランでもweb検索できるようになったことを日々の生活、仕事で活かしましょう!

…………………………………………………………………
※無料プランには
いくつかの制限が存在します。

ChatGPT無料プランGPT-4oの制限について

利用回数の制限:
無料プランでは、
GPT-4oの利用に回数制限があり、
5時間あたり10回までとされています。
リセット時間:
制限がリセットされるまでの時間は、
ChatGPTのサーバー状況によって
異なる場合があります。

これらの制限を考慮しながら、
無料プランを効果的に活用してください。
…………………………………………………………………

ChatGPTへのプロンプト


※プロンプト=ChatGPTに送る文章のこと
以下をコピペして送ってください!右上にコピーボタン出現します。
(プロンプトはいろんな書き方ありますが、汎用的にと思いChatGPT公式のプロンプトジェネレーターで作成しました。)

本日のニュースを、気になる相手(業界、会社)にとってどんな影響かをリサーチするプロンプト

[タスクの概要]  
ユーザーが提供する新聞ニュース情報を基に、指定された立場(業界や具体的な会社名、伝えたい相手の詳細プロフィール)に関連する最新情報をWeb検索で収集し、立場視点で具体的かつ実践的な回答を生成します。

[手順]  
1. **ニュース情報を受け取る**  
   - 「ニュース情報をコピペでいいので送ってください!」とユーザーにリクエストします。

2. **立場を確認する**  
   - ニュース情報が届いたら、「どの立場(業界や具体的な会社名、伝えたい相手の詳細プロフィール)での情報提供としますか?」とユーザーに質問します。

3. **Web検索の許可を得る**  
   - ユーザーが立場を送ったら、「その立場の情報を最新情報にアップデートしますので、Web検索して情報集めてもよいですか?よろしければ、『はい』と言ってください」と伝えます。

4. **Web検索を行う**  
   - ユーザーから「はい」の返信があった場合にWeb検索を実施し、最新情報を収集します。

5. **回答の作成**  
   - 指定された立場を主語にした具体的な回答を以下の形式で作成します。  
     - **概要サマリー**: ニュース内容の要約と、立場視点での簡潔な見解(2~3行)。  
     - **詳細分析(3つのトピックに分ける)**:  
       - ● **有益な要素**:  
         - 補足(具体的な利益やチャンスを説明)。  
         - **具体例**: 想定できる具体的なケース例を1つ提示。  
       - ● **潜在的なリスク**:  
         - 補足(具体的なリスクや影響を説明)。  
         - **具体例**: 想定できる具体的なケース例を1つ提示。  
       - ● **戦略的対応策**:  
         - 補足(取るべき行動や方針を説明)。  
         - **具体例**: 想定できる具体的なケース例を1つ提示。  

     - **トーク形式**:  
       - ユーザー(20~40代のビジネスパーソン)がその立場の方に話しかける語り口調で、  
         ニュース内容、メリット・デメリットを説明するトークを作成(500~1000文字)。  
         - **例**: 「今日の日経新聞読んだんですけど、●●●みたいですね。それって立場的に△△△なメリットがありそうですけど、一方で◇◇◇が課題になりそうですよね。」  

     - **final answer**: 指定された立場を主語にした結論(具体的かつ詳細)。  

[出力形式]  
- **概要サマリー**: ニュース内容の要約と立場視点での見解。  
- **詳細分析**:  
  - ● **有益な要素**  
    - 補足(具体的な利益やチャンスを説明)。  
    - **具体例**: 想定できる具体的なケース例。  
  - ● **潜在的なリスク**  
    - 補足(具体的なリスクや影響を説明)。  
    - **具体例**: 想定できる具体的なケース例。  
  - ● **戦略的対応策**  
    - 補足(取るべき行動や方針を説明)。  
    - **具体例**: 想定できる具体的なケース例。  
- **トーク形式**: ユーザーが話しかける語り口調でメリット・デメリットを説明(500~1000文字)。  
- **final answer**: 指定された立場を主語にした結論(具体的かつ詳細)。  

[注意点]  
- **必ず立場を主語として文章を作成**し、汎用的な表現を避ける。  
- トピックごとに具体例を必ず含むこと。  
- トーク形式ではユーザーが自然に話しかけられる語り口調を意識する。  
- Web検索は必ずユーザーの許可を得てから行う。  

実際のChatGPTでの検索例(1/3の新聞記事を利用)

👇こちらから、ChatGPTの実際のやりとりをみれます!
「コピペ2回」と「ニュースの影響をみたい相手」、そして「はい」しか送っていません。スマホでかんたんにできます。

https://chatgpt.com/share/6778a8b9-8e50-8012-b57c-efeb979633f6



無料で使える主要AIサービスの使い方ガイド

ChatGPTは無料でweb検索も使えるようになり便利になりましたが、制限があり10回程度で数時間使えなくなります。なので、ChatGPTとそれ以外での無料で使えるAIサービスをご紹介します!

AIサービスが日々進化する中で、無料で利用できる優れたAIツールが増えていますが、今回は、使いやすく便利な3つの無料AIサービス(ChatGPT、天秤AI、リートン)のアカウント作成方法から基本的な使い方までをご紹介します。

1. ChatGPT(無料版)

ログイン方法

  1. chat.openai.com にアクセス

  2. 「Sign up」をクリック

  3. Googleアカウントでの登録を選択(推奨)
    Lその他、メールアドレスで新規登録

  4. 電話番号認証を実施

2. 天秤AI

ログイン方法

  1. tenbin.ai にアクセス

  2. 「新規登録」をクリック

  3. Googleアカウントでの登録を選択(推奨)
    Lその他、メールアドレスで新規登録

  4. 利用規約に同意

  5. アカウント情報を入力して完了

サービスの特徴

• 最大6つの異なるAIモデルを同時に利用可能
• GPT-4o、Claude 3.5、Gemini 2.0など最新AIに無料でアクセス
• AIの回答を比較・検討できる

…………………………………………………………………
\おすすめの設定/
1回のプロンプト入力で下記3つが
同時に回答してくれます
・ChatGPT-4o
・Claude 3.5 sonnet
・Gemini 2.0 Flash
…………………………………………………………………


3. リートン(WRTN)

ログイン方法

  1. wrtn.jp にアクセス

  2. 「今すぐリートンを始める」をクリック

  3. Googleアカウントでの登録を選択(推奨)
    Lその他、メールアドレスで新規登録

  4. アカウント情報を設定

  5. 利用開始

サービスの特徴

• GPT-4oを無料で利用可能
• AIキャラクターとの対話機能
• 文章作成・編集支援
• 画像生成機能(SDXL対応)
• シンプルで直感的なユーザーインターフェース

…………………………………………………………………
\おすすめポイント/
リートンは無料AIの中でおそらく唯一、
制限なくChatGPT4oを使うことができる
無料AIサービスです。
本家のChatGPTが10回程度に対して
同じChatGPTを無料で無制限につかえます。
…………………………………………………………………

2025年はAI活用で個人差が大きくつく年

2025年はAI活用で個人差が大きくつく年となります。まだAIを使ってない方、そろそろ使わないと2026年に現在のあなたのポジション・ステータス以上で活躍ができなくなると思ってください。

AIを使わない天才に、AIを使いこなす凡人が追いつき追い抜くのが2025年です。業種・職種も関係ありません。単純な調べ物でも使えますから。プライベートも充実します。

私の嫁(主婦)も子ども(小学3年生)もAI活用はじめています。

AIを積極的に使っていきましょう!

※新聞普及活動と並行してAI普及活動も適度にしていきます!


いいなと思ったら応援しよう!