映画監督グザヴィエ・ドランは濁点多い
グザヴィエ・ドランは、監督、脚本、編集、俳優、音楽、衣装など、あらゆる面で才能を発揮する若き天才である。
代表作に『マイ・マザー』『わたしはロランス』などがあるが、彼の作品評は他の手練れに任せるとして、
私がここで言いたいことは、
「彼は名前に濁点が多い」ということだ。
グザヴィエ・ドラン。濁点4つだ!これは多いぞ!
多いだけではない、グザヴ…いきなり3連発!
彼に匹敵するのは馬場大五郎(ばばだいごろう)だけではないか。
ちなみに「濁」という漢字には、
<水がにごる / 行いなどがけがれている>
という意味があるが、彼は穢れなき純然たる芸術家である。
自らをゲイと公言し、フランスのシネフィルに見初められ、珍しい名前を持った青年。
もう天才感がほとばしっている。
もうおじさん応援したくなっちゃう♡
(※筆者はグザヴィエ・ドランと同い年の27歳である)
表紙出典:amazon.ca