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アルミ価格UP直前! さぁ、審判の時【2021年6月その2】

銅相場、LME3M、5月にマークした最高値、1万ドル/トン越えから
ひと段落して、現在のトレンドは下向きですね。

アルミは若干値下がるも、2,400ドル/トン近辺を維持していて、
いつもの定番である銅価格変動につられるような値動きから、
今回なぜか独立した動きを取っているようにも見えます。

中国の価格統制方針やG7きっかけで明確になった米国を中心とする
西側諸国と中国との対立が、経済全体にそして金属相場にも影響を
及ぼしたことでの価格変動模様です。

日本国内ではオリンピックを目前に控えながらも、ワクチン普及の
程度で実際にいつから景気が回復するのか気が抜けない感もあります。
今のところ、ワクチン2回接種を終えたのが1千万人。
米国ではすでに1億5千万人(全人口の40%)が接種完了とのことで、
そことの比較は意味がないかも知れませんが、日本国内でも50%を
越える頃には、ムードもガラッと変わっているかもしれませんね。
FRBのテーパリングよりも早く、少し余裕のあるところで
ターニングポイントを迎えられたら良いなと思うこの頃です。

さてアルミ価格は7月からの値上がりを前にいよいよ大詰めです。

残る日にちはわずかですが、6月一杯までは現行相場での購入が
可能です。まとまった材料調達には、6月中がオススメですよ。


過去の地金指標価格の変動については、変動表をご覧くださいませ
▽▽▽アルミ地金価格推移表はこちら▽▽▽





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