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日本国内アルミ価格、限界超えまであとわずか【2021年11月】


銅・ロンドン金属取引所3ヶ月先物価格は
前週の1万ドル/t台から割って9,600ドル/t台を推移しています。

LMEアルミ3Mはついに8週間ぶりの安値。
10月28日は【$2,733.0/t】でした。

中国政府は高騰する石炭価格への介入を表明。それによって
市場価格は10%の値幅制限の下限まで下落し、
銅相場、アルミ相場のブレーキとして役割を果たした模様です。

ただ、中国での経済不安は金属相場にも影響大きく、
世界シェア半分を占める、銅についても如実にその影響を
及ぼす傾向にあり、この先まだまだ不透明な状況です。
中国製マグネシウムの生産も、6割水準まで回復した様子ですが
生産出荷の完全回復などはまだ見通しが立たず、
世界的に5000系のアルミ合金材などが果たして、今後どのように
市場で扱われるのか、いよいよこれからが経験のない状況に
なりそうな予感があります。大変だと思いますよ。

2022年1月からの地金変動を前に、材料お求めの方は
ぜひともお早めの品物の確保をおすすめいたします。


過去の地金指標価格の変動については、変動表をご覧くださいませ
▽▽▽アルミ地金価格推移表はこちら▽▽▽






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