祭り後もいいもんだ
きのう娘一家が帰宅しました。まさしく台風一過。
ホームアローン並みのドタバタの出発でしたが、レンタルした布団を引き取りに来ていただいたのを最後に、いつもの静けさにあっという間に戻りました。
数時間前の事なのに、三年前のお正月に繋がってそれが重なると祭りの後の一抹の寂しさ!と言いたいところですが、楽しかったなあと思えることがたくさんありました。
孫たちのあふれんばかりのエネルギーや若い夫婦のしっかりしているようで
まさしく子育て勉強中の様子は、こちらが諭すことではなく、それぞれが修行中であることが分かります。
私もそうでした。今ならわかることがたくさんあります。その時には目の前のことをこなすことで精いっぱい。それが大事だと思えるようになりました。
孫は3人。団子三兄弟です。それぞれの環境で育つということは将来何らかの影響があり人物形成にも大きくかかわってきますがそれは運命。その順番に生まれたことは偶然ではなく必然だったように思えます。
親になってそれぞれを育てていくのに悩んだり、自信を無くしたり。
完璧を求めなくてもいいとはわかっていても頑張ってしまいます。
今だから言えます。
時には一人ずつ、二人っきりの時、ぎゅっと抱きしめてあげてほしいと。
今年のお正月は、それぞれが次に進む出発点のように思えたのは、私だけだったでしょうか。
夜、娘が撮ったスナップ写真が送られてきました。
皆屈託なく笑っています。ニケは末娘を見守るように少し離れてみています。階段を上がればその後ろで、泣くと「大丈夫よ」と言わんばかりにのぞき込みます。散歩でリードを持つ次男には何度も振り返って…。
「この子たちに幸あれ!」となんだか他人事のような思いは温かいミルクティーと一緒にゆっくりと体の奥に入っていきました。