生きているからこそ!っていい。
急に鼻血!何もしていないのに突如。静かにたら~っと。
ぽたぽたと無味無臭のものが伝わって鼻水かなあ?と思いました。
マスクは真っ赤。慌ててトイレに駆け込みましたが、流血は止まらず、
何枚ものティッシュを使っても止まりません。
慌てて近くの人たちがやってきて、一人は横になった方が…。
もう一人はティッシュペーパーを鼻に詰めた方が…。首の後ろをとんとんしたら?
目と目の間を抑えた方がいい!など自分の経験からいろんな処置を言ってくれますが、一向に止まらない。首から上の出血は多量といいます。が子供と違い70歳になる月に、それも生まれて初めての経験となるとちょっと心配になりました。
一人が近くの耳鼻咽喉科を調べてすぐに電話してくれました。
まだ30分近くあります。救急車を呼ぶほどでもないし…。
ようやく10分ぐらいたったころ落ち着き始めました。
なんと小鼻をきつくつまむのが一番とあります。横になってもダメ!ですって。民間療法の怖さです。鼻血ぐらいと軽く見がちですが、老人には恐ろしい病気も隠れているかもしれないとも書いてあります。
私はいたって元気で、家族にもそんなことは一度もなかったので早く血を止めたいという思いだけ。
とりあえず耳鼻咽喉科に行くことにしました。風邪の時は内科ではなく耳鼻咽喉科と決めていて4年前ぐらいに行ったきりでしたが…。診察結果は出ている血管を電気で焼くとのこと。綿花を鼻の奥までどんどん押し込まれ。。細長い麻酔薬の入った注射。10分待ちました。麻酔をしているとはいえ焼き切るのですから痛くないわけがない!処置中突然鼻血が噴き出ました!。
老先生も慌てて「あーどうしょう!えらい出てきた」私の方が「えーどうしょうって!」「せんせー落ち着いて!」と心の中で!となる始末。ようやく事なきを得て止まりました。
「先生、大丈夫?」と少し不安になりましたがそもう任せるしかありません。
「ただの鼻血ですか?」「ほかの原因はないですか?」と確かめたら「ない、ない。子供もよくあることだから」って「私は70歳ですけど!」と思わず声が出そうになりました。
年を重ねるといつ何処で何が起こってもあり得る毎日です。それを覚悟していても急に現れる体の症状には驚かされます。
近くの人が間違った対処だとは言えいろいろ心配してくれたのは嬉しかったし何より止血できたのが一安心と言うところでした。
私は鼻血を出すという経験がないのでスマホの検索の便利さに救われました。
たくさん鼻血をのみこんだみたいで胃が気持ち悪かったですが、夜は普通にご飯2杯を食べました。丈夫な胃腸に感謝です。
またピジョンプラッド(鳩の血の色)というルビーの色のような血液が私の体をめぐっていたのが確かめられたというか、生きている証のようで、こんなことも経験!この年になってとは思いますが、非日常な1日となりました。今朝はいたって普通です。今日もいい日にしたいものです。