三つ編みっていいもんだ
小さな女の子の細くてか弱い髪の毛。なんとなく母親は三つ編みにします。
遊んでいる後ろから真ん中を分けて片方ずつ編んでいきます。
振り向いたり、あっちに逃げて行ったりとじっとしていませんが、男の子にはできない楽しみです。その時は母親も自分がしてもらったことを思い出しています。
また短い母とのやり取りも楽しくて…。「今日はハンバーグが食べたい」「チーズもいれようか?」「やったあー!」
私も娘の登園時間が迫る朝食時にきれいに編み込みをして送り出しました。
迎えに行くとなんと無残な落ち武者姿。
それはそれで沢山園で遊んだ証拠とつないだ手を大きく振って二人で帰りました。
娘は自分のお人形で一生懸命くくったりねじったりと三つ編みもどきに挑戦しますがうまくいかない。だんだん癇癪を起して放り投げられた人形も同じように乱れた髪型で、部屋の片隅に置かれていました。
なんと古代オリエント世界や地中海世界では一般的な女性の髪形だったそうです。子供ではなく大人の髪形だったなんて…。
私の小さな時の写真もお転婆そうな三つ編み姿でした。よく男の子に引っ張られたり、髪の毛が絡まったりとあまりいい思い出はありませんが、
きっと母も後ろに回って、ブラッシングのあと、丁寧に編んでくれたのだと思います。
最近活発に動くようになった孫娘の三つ編み写真が送られてきました。
娘はいやいや三つ編みに付き合ってた風だったのに。ほら!やっぱり自分の娘に編んでるではないですか!
三つ編みができたということはそれだけ髪が伸びたということ、大きくなったということにつながるようです。
不器用な父親にはできない母親だけの楽しみの一つです。
三つ編みも母から娘にそして孫にと繋がっていきます。
兄妹、三人そろったひな祭りはこちらにも楽しい様子が伝わるインスタでした。
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