子育てっていいもんだ
近頃子供を虐待する悲しい事件を聞いたり、赤ちゃんを遺棄したりと腹立たしい思いをします。
子供は天使です。一人ではまだ何もすることが出来ないのに一番頼りにしている親がなんて!どうなっているんでしょう。
結婚して親になる。ごく自然なこと。動物の子どもが母親の愛に守られて育っていく様子は母性は本来こうなんだということを教えてくれます。
自分はちゃんとした母親になれるだろうかと心配したり悩んだり…。賢くなりすぎて、知識が先行して子育てが自分の評価に繋がるように思い込んでいる人もいます。
昔の母親は親から教えられた子育ての「いろは」を疑問も持たず受け継いできました。
それは不便で割の合わない?事の方が多くて…。でもたくさん子供のいる家庭は子供が子供を育てる、そうでなくても家族みんなで育てるのが普通でした。
私が生まれた時代も自宅出産が多く産婆さん!を呼びに行くのは父親。姑は手キバキと産湯の準備やらで新しい命の誕生に一役買いました。後日父親のその時のうろたえ具合やいつもはでんとしている祖母がかっこよかったと叔母から聞いたものです。
少し大きくなると犬や猫も一緒になって遊んだり散歩に行ったり家族の一員でした。
そんな風景が忘れられず子供たちには私と同じように犬と一緒に大きくなってほしいと思っていました。
息子が一年生の時に初代の柴犬がやってきました。小さな娘が泣くと傍に行って慰めます。
そんな娘も母親になって女の子の母になりました。今年初の里帰りで孫娘は犬を怖がるかと思っていたのですが、ニケに向かって両手を広げて抱きつきました。
帰省中はずーと一緒、すっかり仲良くなりました。そんな様子を上の兄たちや大人はニコニコしながら見ています。
おとなが笑顔なら子供もペット?も笑顔になれます。
何も特別なことではなく、力むことなく一緒に生きていくことが何よりの子育てだと思います。それは環境ではなく気持ちにおいて。
もちろん大変な状況で子育てしている人はたくさんいます。
私もそうでしたが、今はいい思い出に代わりました。子供と一緒に乗り越えたという経験は子供にもきっといい形で今後も助けてくれると思います。
「お母さんは太陽!」とよく言いますがまさしくそうです。
子供をお日様のようにポカポカと温められる母親になれればいいですね。