接客力ってみんな持ってるかも
接客が心地いいととても満足します。
物販に限らず、サービス業でも同じ!
いくら教育を受けてテストに受かっても一人前ではありません。
接客ほど簡単なようで奥深いものはないと言われています。
言葉使い、所作はもちろんの事、その人からにじみ出る人間性。
接客が上手な人はどんな人でしょう。
言葉使いはもちろん丁寧であること。きちんと敬語が使えること。
しかしそれがよそよそしく慇懃無礼なものではなく、少し温かみもあって
滑らかな物言いであること。
私には無理無理!という声が聞こえそうです。
もちろん文字にするとこうなるようですが、実際にはいろんな切り口があって、答えは一つではなさそうです。
なぜ難しいかというと、相手=お客さんがいるということ。
その人に通じるものがないとちぐはぐな会話になります。
それは、保険会社、旅行会社、飲食業などいろいろありますが、そこで働く人によって会社の雰囲気も変わってきます。
商品よりも接客する人で決めている人もいて、それに従事する人は本当に重要な任務を背負っていると思います。
これが欲しいから、買いたいからとほぼ決心してお店に入ってもその接客が慇懃無礼であったり、なれなれしすぎたりで結局その態度だけが印象に残って買い物せずに帰って来たという友達もいます。
小さなころは恥ずかしがり屋で人見知りという人が大人になって、トップクラスの接客サービスができる人になっていたり、わがままですぐには納得しない頑固な人が、じっくりお客さんの要望に付き合うセールスマンになったりと、その蕾は小さなころには花開くことはないけれど、大人になって職場に放たれた時開花するのかもしれません。それは仕事だけに発揮されるだけではなくその人の人間力にもなる。
笑顔が自然で親しみやすい鉄板焼きの店主は一見さんであっても常連客であっても同じ扱いで、なれなれしいかというとそんなことはなく堅苦しさもない本当に自然体の人です。話さなくてもその仕事ぶりやスタッフにかける言葉も軽やかで、心から仕事を楽しんでいるようです。案外 人は見ているものです。
そんな彼の下で働くスタッフも適度に愛想がよくて黙々と働いています。
お客さんから「暑いのにたいへんね!」とねぎらわれて少々はにかみながらもその仕事ぶりは真面目そのもの。
ごちそうさまが自然に言えて、また来ようと思えるお店はピカ一の接客力があるのかもしれません。
やはり最後は人間同士。気持ちの良いということは心が喜ぶこと。今は大変な時代ですが、ほっこりする時間が少しでも長くなるような一日を過ごしましょう!