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家族が楽しむスイーツっていいもんだ
ドイツ語で「勝利の王冠」と言うケーニヒスクローネのメインキャラクターは熊のポチです。
代表的なお菓子はその名も「クローネ」
「クローネのクローネはパイなのかパンなのか」と言うキャッチフレーズは有名です。
ずいぶん昔の事。並んで買ったクローネは確か70円。パイと言うかデニッシュ系のパンのような味に神戸っ子は夢中でした。今では丸ごと栗の入ったケーキも人気で外側はパイ、中はケーキ!といつもびっくりさせられる発想です。1977年創業。「神戸の御影に美味しくて変わったケーキ屋さんが出来たよ」と聞いて友達と阪急電車に乗って買いに行きました。
地元では他府県の人が成功して住まいを構える芦屋の六麓荘とは違って何代も前から住まう財産家が多いと有名な閑静な街です。
名前も美しくて「深窓の麗人」が住んでいそうな御影と言う響きが近づきがたいイメージでした。そんなところに!
教えてくれた友達は、お茶目で可愛い活発な人で高い石垣で見えない大きな家からいつも元気に迎えてくれました。
なんか「コロネに似ているね」それは巻貝みたいでその中にチョコレートクリームが入っているパンのことです。クローネは巻貝型ではなく均等な太さで、パイ好きの私は見ただけでそのおいしさが想像できました!
パンといえば神戸はもう一つ庶民のメロンパンがありますが、普通に言われている丸くて、格子の切れ目の入った外側がビスケット生地のはサンライズ=日の出と呼びます。
私たちのは!「チキンライスやカレーのごはんを入れてひっくり返して形を整える紡錘形のもの、そして中身は優しい白あん。それが本物!です。」と声高らかに言います。
それを知らない人は。神戸っ子ではない、よそ者という友達もいます。
そんなソウルパンと並ぶクローネのケーキは今や全国のデパートで売られているので、神戸土産が通用しないほどになりました。
他府県へ行くときに神戸らしいお土産をと思うのですが、みんな出世してローカルなものがあまりありません。
今や三宮の中心地にケーニヒスクローネ【くまポチ邸】と言うホテルまであってゆったりとしたソファーで美味しいスイーツが楽しめる1階のカフェはいつも満員です。
神戸はスイーツの街ですが、それぞれその時のともだちや家族の好みによってどこのスイーツを食べに行こうかと迷います。
小さい頃は元町に出来た「不二家」の三色アイスとイチゴのショートケーキは憧れでした。
どちらかと言うと大人のスイーツが神戸のイメージですが、子供たちの大好きなパフェやケーキは今やクローネ!楽しい思い出をいっぱい作ってほしいものです。
選ぶだけでも楽しい!いろんな年代を満足させるスイーツが豊富なこともちょっぴり自慢したい神戸です。