元町ぶらり!いいもんだ
久しぶりの元町界隈、ぶらり歩いていると花屋さんで春を見つけました。
チューリップ!やっぱり春はこの花です。
桜ももちろん春を呼ぶ花ですが、チューリップには子供たちが似合います。
シンプルな花にはっぱ。バラの花束とは一味違う可愛さがあります。
初めて行ったオランダのチューリップ畑はまるでジュータンのようで、風車が風に押されてゆっくり回っている足元で、小さく揺れてました。傍の小川はのどかに流れて土手を行くサイクリングを楽しむ人たちを映しています。
「本当に写真で見たオランダにやってきたんだ!」と一人、夢が叶った初フライトに心躍りました。夢は叶う!その時のチューリップの赤がいつまでも焼き付いています。
春になってこの花を見かけるとその時のことがよみがえります。これからの人生、虹色!と疑いませんでした。若さゆえと言えます。あれから何十年も時は流れてそんなことを思い出す年になりました。「光陰矢の如し」まさに!です。
少し歩くと元町ケーキの店。
お洒落なのに主張しない店構えがいつも温かく迎えてくれます。
開放感あふれるテラス席もあり元町商店街を海側に折れたところにあります。
地元の人ならみんな知っている定番のケーキは「ざくろ」創業当時からの超ロングセラーの看板商品です。小さなころはイチゴをザクロと言うのかと思っていました。形のイメージがと言うのをだいぶ後になって分かりました。
イチゴとたっぷりの生クリーム。ロールケーキの生地はふんわり柔らかくて、変わらぬ味です。個々のケーキは形も大きめで、なのに価格は控えめ。
ザクロもいいけど生バルケットも大好きです。タルトとザクロが上手く合体しています。これもお手軽なお値段で嬉しい!
元町ケーキ、G線、いっしょに年を重ねました。
派手さはないけれど誠実に味にこだわった神戸のケーキ、クッキーです。
家族で楽しめることを大切にしているオーナーは三代目になるそうです。
今日は少し寒いので、テラス席より店内でお茶をすることにしました。
お土産にはクッキーの小さな詰め合わせ。
いつか孫と一緒にテラス席でケーキをほうばりたいものです。
春はもうすぐです。今日もいい日にしましょう!