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泊まってみたかったの~東京ステーションホテルに泊まっちゃうまでの話

よしここ行くぞ〜!って思ったらまず決めるのが宿泊先ですよね。私は宿泊サイトをまず見て、行きたいホテルとお値段が見合うかガッツリ探します。。当然主婦ですからまずお値段が手ごろなこと、ついで新しく建ったホテルやリニューアルオープンのところ、評価のいいホテルを探します。この3つが揃うってなかなかないこともあるから多少妥協することも。そんな感じでいつもホテルを決めているんだけど、私の中には【行ってみたい憧れのホテル】があります。その中の1つが『東京ステーションホテル』です。東京駅丸の内口の円形ドームが綺麗だな~って見上げた時、『あれ?窓がある!』って思って。窓から仲良さそうな夫婦orカップルがこちらを見ていたのがとても印象的でした。それがステーションホテルの存在を初めて知った時。お忍びカップルなのか?それともこれからここを拠点に旅に出るのか、旅の途中なのか。。色んな想像をしてしまったんだけど、その光景がとてもいい感じで。東京は日帰りで行かれるからわざわざ泊まろうとは思わないんだけど、時間の止まったようなあのレトロでいて品のあるホテルにどうしても泊まってみたくなっちった!旅の出発点として前の日から泊まったら素敵じゃない?早速家に帰って宿泊サイト見ながらだんだん妄想旅行が止まらない私(笑) ステーションホテルに1人で泊まって翌朝どこへ行こう?それとも恋人と逃避行?キャー❤

しかし、東京ステーションホテルは子持ち主婦にとって現実的ではないお値段だし格式に気圧されそうな雰囲気も(--;) 高嶺の花で指をくわえてみているだけ?いや、絶対に行きたい!宿泊サイトを色々見ていたら私のような子持ち主婦でも泊まることができるプランがあるのです。『これはいける!』そう思った時から始まった宿泊計画が私にしては珍しく綿密(笑)今回は主婦でも泊まれるラグジュアリーホテル潜入体験記です。

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主婦は考えた。まずはランチでラグジュアリーを味わおうと

ラグジュアリーホテルを利用する人ってどんな人たちが多いのかな?私の勝手な想像では海外セレブたち、大手企業でバリバリに働く人、ハイクラスな人たちの集うところってイメージです。私のような平民ペーペーは足を踏み入れることすらできないような。そう思いつつ何度もホテルのホームページを見ては『あーいいなあ、私もここでご飯食べたり泊まりたい』って何度も思ってました。何度も見ていたらロビーラウンジでランチが頂けるのを発見!泊まるのが無理ならランチだけでも行ってみたいと思い友達を誘ってみました。ひとりで旅ができるのにランチはひとりで食べられない不思議な私(笑)友達もホテルランチに興味があったらしく、早速予約を入れてくれました。憧れに一歩近づいた瞬間です。

かしこまらないとダメ?ラウンジに行く時の服装

ハイクラスなホテルを利用する時ってサンダル履きやスニーカーで行くのは厳禁って聞いたことありませんか?服装もヨレヨレジーンズにTシャツは好ましくないとか。。でも、ランチだけなんだからそんなにかしこまらなくてもいいんじゃないのかなとか、スニーカーやジーンズだって今やお値段の高いものが多いんだしあまり砕けてしまわなければよいのではないか?穴の開いたジーンズとか首が伸び切ったTシャツじゃなければ。友達とあれこれ言ってたんだけど、そもそも子育てに奔走、家とパート先の往復しかしない私はおしゃれな洋服やスカートを持っていません(笑)ましてや靴もスニーカーとサンダルしかない。参観日だって今やジーンズで行く時代。まさか卒業式や入学式のスーツ着ていくわけにもいかないし。

調べてみるとホテルランチもホテルの格式によってやはり服装には気をつけたほうがよいみたい。肌の露出。ついパーティー風にノースリーブのトップスを着ておしゃれ感を出してみたいと思いがちだけど、リゾートホテル以外は長袖で。カーディガンがあるといいよね。あとランチの形式で服装に注意したほうが良いみたい。靴も格式の高いホテルの場合はスニーカーや指先の出るサンダルはNG。なるべくパンプスをはいていくのがベターです。

【コースランチ】 ホテルによってはランチでもドレスコードを設けている場合があるので事前にホテルに確認をするのが良いです。パーティ風な小さめのクラッチバッグなど持っていくと便利です。

【ビュッフェランチ】ごはんを食べに行くので基本的に袖口が広がったようなものはNG。料理に袖口がついてしまうのは嫌ですよね。

さあ、どんな洋服を着ていこうかな。今ナチュラルなダボっとしたワンピース流行っているよね。シルエットがごまかせるから年齢関係なく着れそうだし、ワンピースなら普段使いもできそうですよね。それかカジュアルというほど砕けすぎないニットワンピースもおすすめです。

ランチ1回だけのために新しくお洋服を買うのももったいないので、普段着まわせるものを選びたいですね~。靴もなるべく足先の出ないパンプスがいいですね。夏には冷房が効いているでしょうから、冷えちゃいますし、ホテルに行くのには向いていません。黒のパンプスなら冠婚葬祭や卒業式、入学式に使えるから買っても損はないと思います。


田舎主婦くみが東京ステーションホテルでランチ

さあ、洋服も買った予約も入れた!東京ステーションホテルのロビーラウンジでランチデビューの日がついに来ました(⌒∇⌒) 服装は?どんなのにしたのかというと実は何にも覚えていません(笑)確かサテン生地のフレアスカートにカーディガン、靴はぺたんこバレエシューズだったかな?洋服なんてどうでもいいというかもう舞い上がっちゃって興奮ぎみに出かけていったんですよね。友達と待ち合わせのいつもの新幹線中央乗り換え口を出て丸の内口へ。駅舎のドームを見上げながらステーションホテルへ入ります。はっきり言ってどこからホテルロビーへ入ったのか全く覚えていません。完全なおのぼりさん状態(笑)

え?ビーチサンダルでもいいの?

ラウンジに行くまでのことをよく覚えているとしたら意外とラウンジの人が多かったこと。商談でラウンジを使っているビジネスマン、ホテルに泊まったであろう人がお茶を飲みに来ている感じ。外人さんも多かったなあ。なんてきょろきょろしていたらえ?サンダル履きの外人おじいちゃん発見。しかもビーチサンダルだぜ?私は二度見してしまいました。ビーチサンダルダメなんじゃないの?それとも宿泊者はいいとか?以前家族で沖縄ルネッサンスに泊まったときにうっかりサンダルで食事に行ったら靴を履き替えるように言われたことがあったのに。せっかく新しいパンプスを買ったのに!足元ばかり見ていると女性の足先の出たサンダルの人も多く、ランチくらいじゃうるさいことは言わないのかな?と思いました。

お皿が違うだけで高級感のあるサンドイッチになる(笑)

通された席はソファー席でした。ごはんを食べるのには少々むいていない気が(;'∀')そこはやはりラウンジという場所だからなのかな?当然ご飯ものもメニューにはなかったと思います。と思ってホテルのメニュー見てみたらある(笑)ドリアだったりパスタたち。しかしお昼に食べるには高い。もったいない根性が出てしまった主婦二人は一番安かったサンドイッチセットを注文。運ばれてくると、サンドイッチなんだけどお皿がとっても品が良くて料理って乗せる器によって全然見た目が変わるんだなって思いました。サンドイッチをナイフとフォークで食べる、テーブル位置が低い、慣れない空間ということもあって食べた気がしなかった(笑)食後のコーヒーもカップが素敵で目で見てことができました。もちろんコーヒーも淹れたてだから思わず『はあ』って声が出てしまいました。街のカフェと違って大声で話をする人もないので静かに話がしたいとかゆっくりしたい人にはもってこいの空間でした。

やはり自分の落ち着く場所は街のカフェ

緊張はしたものの東京ステーションホテルでのランチ計画は成功!友達と『ついに行っちゃったね♪素敵だったわ~今度は泊まりに行こうよ』って言いながら八重洲地下街を歩き『でも私たちが落ち着くのはスタバよね』って結局スタバに入りコーヒーを飲みなおすっていう(笑)一般主婦はやっぱこういうところが落ち着くよねって。でもラグジュアリーホテルに行ったってことだけは勲章となり行ったことで自分たちをランクアップさせてくれたと思いました。主婦だってたまには異空間に行くのがいいのよ!

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ついに泊まっちゃった!プレミアムな東京ステーションホテル

八重洲地下街のスタバで散々東京ステーションホテルの良さと夢見心地を友達と語り、最終的に出た結論『やっぱり泊まりたいよね』泊まりたい、願望はいくらでも言えるけど『●●したい』だけでは夢は叶わないって本当の事だっって知ってますか?願い事は『○○したい』じゃなくて『○○する』って言いきるんです。『したい』だけじゃ人って動かないんですよね。実現させたかったらまずは動くのですよ。普段の生活にも言えるし、私は子ども達に『口で言っているだけじゃなくてまずはやってみる。やって失敗しても次何するか考えたらいい』『失敗することで成功に近づく』って言ってきました。とりあえず動かないことには始まらないのですよね~。なので東京ステーションホテルにいつか泊まりたいじゃなくて『●月に泊まりに行く』って決めちゃったんです。友達と。そしたら早い早い!あっという間に宿泊サイトでプランを見て30分足らずで予約を取りました(笑)主婦だってやれるんです!『えーお金が』とか『子供見てくれる人が』なんて言う前にまず動いてみましょう!あなたの夢をかなえるために。


宿泊サイトor旅行代理店どちらでホテルを予約する?

旅行でホテルの予約をする時、宿泊と旅行代理店どっちを使いますか?私はどちらとはっきりしないけど、宿泊先までの道のりが遠い場合は代理店に宿泊と交通費がパックになったものを使うことがあります。新幹線を利用する場合は『JR東海ツアーズ』を利用すると宿泊代金がとってもリーズナブルになります。JR東日本だったら『えきねっと』かな。めちゃくちゃお得だしプレゼント特典で色々もらえたりお土産を安く買えたりするのでワクワクしちゃいます。ただ、私はJR東海ツアーズで予約してもらったホテルがハズレが多い(笑)なんでだろうね?店舗で持っている客室数が少ないから?私は個人で宿泊サイトから予約したほうがいい部屋に当たります。しかもアップグレードしてくれることが多く同じ値段でよいお部屋にしてもらえるというラッキー率が高いです。宿泊サイトも色々ありますよね。私自身がおすすめするのは『ヤフートラベル』です。一休comとリンクしているようです。キャンセルも3日前までかからないのが気に入ってて、いつ何があるかわからない主婦にとっては安心できます。突然子供が具合悪くなって旅行中止てことも想定しておかないといけなですからね。じゃらんもリーズナブルで商品が沢山あるので調べていて楽しいです。けど、私の場合は相性が悪くて(笑)うまくお得なプランを見つけられないです。今回の東京ステーションホテルも友達とじゃらんを見て決めていたんだけど、友達が見つけたパックを結局最後まで見つけることができませんでした。何がどう悪いのか。。。で宿泊サイトのいいところは、一緒に行く相手が離れていてもオンライン上であれこれ話し合えることかな。旅行代理店に行くとなると近くに住んでいるお友達なら一緒に話を聞きに行けるけど遠く離れた友達の場合はどちらかにお任せするしかないです。そう考えると宿泊サイトのほうが便利かなと私は思います。


いよいよ念願の!東京ステーションホテルへ

ついに!憧れていた東京ステーションホテルに泊まるときがやってきました。友達といつものように新幹線中央乗り換え口で待ち合わせていざホテルへ!にっこにこの笑顔と少しの緊張。入り口に足を踏み入れるとそこからはまるでプレミアムな異空間。平民ペーペーな主婦が中々来ることはない空間。フロントスタッフとポーターの笑顔がたまらない!わざとらしくない自然とあふれだす笑顔は慣れない場所に来た私たちをほっとさせてくれました。手続きは友達がやってくれた(笑)姉御肌の友達なのでいつもお任せ~。手続き中ソファに座ってあちこち見ていると『わー本当にきちゃったんだな』ってひとりで感動したりして。ビジホと違ってポーターが荷物を部屋まで運んでくれます。

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まるで女子高生♪キャーキャー騒ぎっぱなし(笑)

ポーターに部屋まで案内してもらい、空調の使い方や館内の簡単な案内をしてもらい『ごゆっくりどうぞ」とドアが閉まった瞬間『キャー!!!すごいいよね(≧∇≦) 夢みたい!』と友達と大騒ぎ(笑)この時もアップグレードをしてもらい予約していた部屋よりもさらにいいお部屋へ案内されました。日本を感じるレトロ空間というよりもヨーロッパ風でハイジにでてくるクララのフランクフルトのおうちのような感じ?(わかりにくいか)後で知ったのですがお部屋のタイプはヨーロピアンクラッシックということでまさに私のイメージだったわけです。ラグジュアリーホテルだけあって部屋自体の平米数も広く感じました。どれくらいあったんだろう?二人で泊まるビジホだった場合はベッドで隙間がない位なお部屋がおおいけど、ステーションホテルの場合はゆったりと歩ける空間がある(笑) あっちこっち友達と写真を撮りまくりバスルームがガラス張りなのに驚き、隅から隅まで見て大騒ぎしました。部屋で少し休んで夜はスカイツリーに行こうと思っていたのでその計画を練り、その前に今度はホテル内を散策してきました。

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ドームから丸の内口を見ていたあのカップルと同じ

東京ステーションホテルは規模して小さいのかどのくらいの大きさがあるのかちょっと不思議でした。ポーターの話によると新幹線ホームと同じと言っていた。駅舎の上にあるわけだからそっかーって思ったけど廊下の長さは350メートルもあるのです。東京タワーの高さが333メートル、ええ、東京タワーの高さよりも長い!歩いていて思ったのは確かにいつまでたっても先が見えないというか突き 当りが見えないんですよね(笑) 途中ドームが見えるあの場所がありました。私が丸の内改札から出てドームを見上げた時に見た窓ごしのカップル。あの二人と同じように今度は自分が下を見下ろしてみる。やっぱりここは異空間だな~。外の人はせわしなく駅の外へ消えていく人、ドームの写真を撮る人いろんな人がいるなあ。それに比べてここは客室も多いはずなのに誰にも会うことがありません。本当に静か。100年の時が静かに流れているなって思いました。写真撮ってみたけどぶれてます(笑)でも見て?突き当りが見えないでしょ?ぶれているからじゃないですよ、見えないくらい長い廊下なんです。ほんとに。まるで寝台列車のようなそんな気さえしました。

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夕方から夜はスカイツリーへ遊びに行ってご飯も出先で食べてしまったけどホテルに戻ってからごはんの支度をしなくていい、片づけをしなくていい、主婦にとってこんなに嬉しいことはないです。ベッドもふかふか。ばふっっと顔をうずめるとそのまま眠ってしまいそうになりました。いや、風呂はいんなくちゃ!

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アメニティーグッズも聞いたことのないブランド

グレードの高いプランを見るとアメニティグッズがブルガリだった気がしたな。都合よくそこだけ見ていてブルガリのアメニティがついているって思いこんでいたけど、スタンダードプランだったのでブランドが違いました。だからって日本の一般的なブランドのものではなく、『GILCHRIST AND SOMAESP』というイギリスのブランドでした。これがまたいい香りでうっとりしちゃいました。ホテルアメニティのシャンプーを使うと髪の毛がばさつくことが多い私。使うのをためらいましたけど、使ってみるとサラサラになりました。香りもきつくいつまでも残るというよりほんのり香ってくる。アメニティまで品がいい💛家に帰ってから通販していないか調べてみたけど海外通販ってあてにならないし、ルートがイマイチわかりませんでした。残念。

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朝食で味わったのは美味しさとセレブ気分

ホテルの朝食ビュッフェって朝早くからやっていますよね。6時半くらいかな?出張で早く出かける人のためなのだろうね?私たちが7時過ぎにのそのそと最上階へあがってみました。一般の人は利用できない宿泊者だけが利用できる『アトリウム』は駅舎中央の屋根裏部分を利用したつくりになっています。文化遺産を惜しげなく堪能できる空間で朝食が取れるなんてなんて幸せなんでしょう。最大天井高さが9メートルもあり、自然の朝陽が柔らかく差し込んでくるもとでコーヒーを飲む。まさにセレブ感を満喫できます。

お料理も70種類から選べる和洋食、石川県西田農園から届く新鮮な野菜やシェフがその場で作ってくれる卵料理、焼き立てパン、どれをとっても思わずにんまりしてしまいます。ここでもったいない根性が出る主婦(笑)和食も洋食もひと通り食べないと気が済まないんです。ノンビリ時間をかけて大体制覇できたような。。しかし、パンを取りに行ったときに後ろから『パシャ』っとカメラ音がしてびっくり!パンを取りに並んでいる列にお料理だけをカメラに収めようとしていた女性がいました。できれば食事の時くらいそういうの止めて欲しかったな。自分の取ってきた料理をテーブルでとればいいじゃないのーって思いました。

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珈琲はスタッフの方が忙しいのに気を使って『おかわりはいかがですか』と声をかけてくださりとてもうれしかったです。こんなに素晴らしい空間で最高の朝食を食べられたら、1日のスタートもテンション上がります。

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高級ホテルに泊まってみてどうだったか

文化遺産でもあるラグジュアリーホテル、念願の東京ステーションホテルに泊まッた感想は。一般主婦にはやはり敷居が高くて気疲れするような気がしました。でもいつもの自分のいる空間と違う空間をのぞいてみるのも楽しかったですよ。それに高級ホテルに泊まるのはとっても無理って勝手に思いこんでいたけど、旅行サイトを見れば手に届かない宿泊プラン金額でないものも多数あるし、ちょっと節約してシンデレラ気分を体験するのもいつもの生活に刺激を与えられてよいと思います。自分へのご褒美を兼ねて1年に1回泊まってみてもいいかもしれないですね。






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