お勉強332:前立腺がんhypofraction ※CHHiP trial 長期フォロー
ASCO-GU2023から
CHHiP trialの長期フォロー
すでに5年時点の結果は出ていて
5年で60Gy/20Frは74Gy/37Frに
非劣勢と報告されている。
10年フォローの結果
同じく60Gy/20Frは74Gy/37Frに
非劣勢、57Gy/19Frは×
https://twitter.com/_ShankarSiva/status/1626375634820947969
https://twitter.com/rksayyid/status/1626361346605436928
を見ると、ちょっぴり60Gy/20Frが長期では
良いのかもしれないという兆しも。
(OSでも!)
日経メディカルの記事では
(以下部分的引用)
また優越性も解析された。
60Gy群の74Gy群に対する調整ハザード比が0.86
(95%信頼区間:0.71-1.02)、p=0.089、
60Gy群の57Gy群に対する調整ハザード比は0.76
(95%信頼区間:0.64-0.90)、p=0.002で、
60Gy群が良好であり、
3Gyの追加で結果に差が示された
(引用終わり)
高々最後の3Gy、されど3Gy
との事で、さらにフォローを続けたら
60Gy/20Frが上に来る可能性もあり、
今後が注目されます。
前立腺α/β低いからhypo問題が本当に
出てくる可能性あります。
線量増加については、
3者併用とかやはりある程度の
エビデンスが出てきつつありますね…