年末年始肺癌徒然 3期肺がん

去年も同じネタで書いてたが、

日本でも承認され、ついに上陸。

とりあえず、膵癌のボーダーラインじゃないけど
メインの気管支の接触がワンタッチかベッタリか、
術後のインパワーの印象もあるのかPD-L1発現とかで
外科の先生はインダクションケモICIを
うちの病院では選択肢にしてる感じ。

施設によってインダクションケモ+ICIを
外科がするか、内科がするかも
大きくインダクションの比率に関わってきそう。

個人的にはコンバージョンとかどうなんやろ、

https://note.com/nijuoti/n/nd012e3cb93f6


と思っていたが、CRTほどではないが
やはりもともと病気のあったところは
「硬い」らしくそう簡単でもないらしい。

術前のみのニボよりサンドイッチペンブロの
方が、しっかりと予後改善のエビデンス
あるが、本当の意味でのサンドイッチの適応や
(サブ解析では「効かなかった群」に意味ありそうと)

https://note.com/nijuoti/n/ne611e550feb3

ペンブロはSqでCDDP+GEMという日本ではあんまりしない
レジメンがネックのよう。

個人的には試しにケモICI、ダメならそこから
pacific、はアリな選択肢と思ってる。
N2bでも切除が(解剖学的に)可能なら
切って、アジュバントして、再発したら
pacific、もありな選択肢かと。

敗戦処理というと言い方が悪いが、
実際にTx N2-3は放射線治療としては
やりやすいし、成績も手応えある印象なので
個人的にはありな選択肢と思う。

pacific2もニボの試験もコケて、

もはやコンカレントICIはすべきでない、
という風潮さえ感じる。
coastレジメンに個人的には期待。


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