お勉強366:TKIで進行後、キードラッグは?
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/search/cancer/news/202306/579976.html
EGFRmutでTKI後に進行したNSCLCに
ケモ+ペンブロと使ってみました、という試験
残念ながらほぼぴったりと生存曲線は
重なっており、ICIのみの上乗せではTKI進行後の
治療としては不十分なよう。
IMpowerの二次解析では効果ありそう、
ORIENT-31試験という中国の試験
では非常にきれいにPFSの差がランダム化III相で示されており
どちらでも共通するVEGF阻害薬がキーなのでは?
という考察。
TKIのタグリッソの耐性も単純な他のキナーゼ経路の
活性化(MET/RETなど)や、あらたなEGFR変異
(C797S)が出てくる「ネオアンチゲンがそんな増えない」場合と
tumor microenvermentやPD-L1の発現といった
場合とで戦略が変わってくるのだろう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?