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「人生が充実する人」と「後悔する人」の決定的な違い
昨日、『もしあと1年で人生が終わるとしたら?』という本を読みました。
タイトルの通り、後悔のないようにちゃんと生きることの大切さを教えてくれる本です。
しかも、ホスピスのお医者さんが書いている本だから、現実が真っ直ぐに胸に迫ってきて、「いまこの時を大事にしよう」と思わせてくれます。
命の大切さや時間の有限さのお話は、映画や小説、自己啓発系の本など常にいろいろな形で巷に溢れかえっています。
でも、私の良くないところなんですが、こういう系の本って、その時はハッとするけどそのあとすぐ忘れちゃう。
定期的に同じような題材に出会って、初めて知ったことのようにまたハッとする。
本当に大事で、でも忙しい日常の中で常に意識することは難しい。
この、限られた時間を大切に生きること。
何度でも忘れるから、何度でも立ち返れるようにしたい。
そう思って、私はこの本を買いました。
今回は、この本を読んで考えたことを素直に書いていきたいと思います。
仮に人生が残り少ないとしたら、あなたは何をする?
あなたは今、何をしたいでしょうか。
私はもっと今の仕事にやりがいを持てるようになりたいです。
そのためにもいまの仕事と関係のない分野の勉強もちゃんと時間を取りたいと思っています。
では、あなたは今何に時間を割いているでしょうか。
私は本当は仕事から帰ってきたら勉強に時間をかけたほうがいいのに、スマホを見て1時間過ごしてしまうこともザラです。
非常にもったいないですよね。
この「もったいない」という感覚は不思議なもので、ちゃんと客観的にならないと感じることができません。
スマホを見ている時の私は夢中になっていて、その時間の使い方がいかにもったいないのか気づいていません。
だからいつも、スマホをぼーっと触っていたことに後悔します。
きちんと客観的になって、人生が有限だと分かっているからこそ、「もったいない」と思うことができる。
この本は、有限性に対する切実な焦燥感を、リアリティを持って伝えてくれます。
いま辛い思いをしているあなたへ
あなたはいま、悩むことに多くの時間を使ってはいないでしょうか。
人は生きる限り悩み続けるいきものです。
悩むこと自体は何も悪くありません。悩むことで前に進めることも多いです。
ただ、悩むことに何日も、何ヶ月も何年もかけてしまうのはもったいないと思います。
私も仕事でうまくいかなくて、でも仕事を辞めることはできないと思い込んで1年くらいずっと悩んでいた時期があります。
いま思えば非常にもったいない時間を過ごしてしまいました。
逆に今は、悩んでも2日で済みます。
もしかすると、これだけ悩んだから気づけたこともあるのかもしれません。
でももっと早く気づいて、この悩む時間を短くできればいろんなことに時間を使えたなと思えてしょうがないのです。
悩むことは前向きになるための一歩と捉えて、自分が理想とする状態は何なのか、どうすればそれが手に入るのかを徹底的に考え抜くのが近道です。
あなたはどんな状態になったら幸せだと思いますか?
お金を持っていて、ある程度社会的な地位もあって、仕事も充実していて、周りの人との人間関係も良好で。
人の思う幸せのイメージは、ある程度似通っています。
ですが、あなた自身はどう思っているでしょうか?
大切な人とたくさん過ごす。
趣味を目一杯楽しむ。
仕事で何かに貢献する。
あなたが思う幸せを手に入れれば、世間の目なんて関係ありません。
SNSで他人の幸せそうな姿がどうしても見えすぎてしまう現代だからこそ、自分が思うしあわせの形をしっかりと思い描いておくことが大事です。
時間が経てば変わっていくものでもあるため、定期的に考えてみることをお勧めします。
どうすれば人生を充実させられるのか?
私が思うに、人生を充実させることを最も阻害している要因は、いまこの時が限られた時間であることを、普段の生活の中で忘れてしまうことだと思っています。
いまこの時の大切さを常に意識できれば、もったいない時間の使い方はできないはずです。
私は、今回買ったこの『もしあと1年で人生が終わるとしたら?』を本棚の見えやすい位置に置いています。
これで、いつもこの本が目に入って時間の大切さを常に意識できるかなと思っています。
本を買ってから2週間ほどですが、いまのところすごく時間の大切さを意識できています。
常にストイックに過ごす、とはいきませんが、いま何に時間を使うべきか、どんな時間を大切にしたいのかを考えながら過ごすことができているので、効果は絶大です。
大切な時間をもっと充実させたいという方にはぜひおすすめしたい方法です。
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いかがだったでしょうか。
今回は、『もしあと1年で人生が終わるとしたら?』を読んだ後感じたことをお伝えしていきました。
とっても大切なことを思い出させてくれる本当に良い本ですので、皆さんもぜひ読んでみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。