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英語脳って何?今すぐ英語が上達する方法

みなさん、英語脳という言葉を聞いたことはありますか?

英語を勉強する中で、誰もが一度は目にするような有名な言葉だと思います。

英語脳とは、英語で考え、英語を和訳などはせずにそのまま意味を理解することです。

つまり、英語のネイティブスピーカーたちと同じように、英語を英語のまま扱うことを指しています。

この英語脳を身につけることは、英語を習得したいと思う人なら避けては通れません。

なぜなら、日本語を介して英語を理解しようとするのは、どうしても読める量や速さに限界があり、現実的ではないからです。

日本語に訳してから意味を理解しようとすると、英語→日本語→理解という流れになりますので、それだけで2倍の労力と時間がかかることになってしまいます。

では、どのようにすれば英語脳を手に入れることができるのでしょうか?

今回は、私が英語の勉強を続けてきた経験から、英語脳を身につけるための勉強方法をご紹介していきます。

英語脳といってもそこまで難しくありません。
勉強する時間を作り、勉強方法を工夫すれば、誰でも身につけることができます。

私たちは考える時、必ず言語を用いているのか?

英語脳の形成のために、まずは私たちが普段からどのように思考しているのかを考えてみましょう。

私たちは、普段多くのことを考えていますが、多くの場合、日本語で物事を考えていますよね。

「今日の晩御飯は何にしよう?」

「明日はまずこの仕事を片付けないと」

などのように、言葉にして考えることが多いと思います。

ですが、もっと速い思考が必要なときはどうでしょうか?

例えば、自転車に乗っているとき、5メートルほど前を子供が横切るのが見えたとします。

そのとき、「速さを少し緩めてぶつからないように注意しよう」などと考える方が多いと思います。このとき、あなたは本当にこの言葉を全部頭の中で日本語で考えているでしょうか。

そんなことはないと思います。

大抵の場合、一瞬その考えが頭の中でよぎって、すぐにあなたはブレーキを踏むでしょう。

このように、人の思考というのはただの概念であり、言語を介さない思考も確かに存在しているのです。

英語脳ってなんなの?

このように、私たちが考えているとき、「まだ言葉になっていない概念のようなもの→日本語」という形で考えています。
さらに言うと複雑な思考をする時ほど言語を使い、逆に素早い思考は言語を介さず行う、という流れになっています。

英語脳を形成することは、この頭の中の概念的な思考をそのまま英語に変換できる回路を作ることです。

つまり私たちが日本語を使うのと同じように、英語を使うイメージです。

これを行うことで、英語→日本語→理解 となっていたのが、英語→理解という構図に変化するため、英語を操る能力が飛躍的に向上します。

英語脳はどうやって身につけるの?

難しそうに感じますが、実は、この英語脳を身につける方法はそれほど難しくありません。

おそらくいろいろな方法があると思いますが、私が実際に英語脳を身につけた方法は、あらかじめ英語の意味を理解した状態で、その文章を音読することです。

英語の文章を理解するときは、和訳したものを読んでも構いません。

理解した上で、意味をしっかり認識しながら音読をするだけで、自然と英語とその意味が頭の中で結びつき、段々と理解できるようになってきます。

声を出せない場所で勉強する場合には音読ではなくても大丈夫です。

そのような場合には、頭の中で読んでみてください。

ただし、私の経験上、音読の方が効果が高いので、出来そうなときは是非音読に挑戦してみてください。

また、音読をする時には、英語の文型を理解し、品詞を自然と理解できている状態の方が、より練習の効果が高いです。

品詞や文型については下記の記事でご紹介していますので、品詞についてよく知らないと言う方は、まずはこちらを読んでみることをお勧めします。

このように、リーディングのトレーニングを重ねることで、英語脳の形成、英語の情報処理能力の向上が成功すれば、英語の勉強は驚くほど楽になります。

英語脳というとなんだか難しそうな気がしてきますが、そんなことはありません。

日本語を使いこなすのと同じように、英語も身につけることができるはずです。

今回の勉強方法を続けることで自然と英語力の土台が出来上がっていきますので、ぜひ試してみてくださいね。

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