5.登校復帰か不登校続行かの見極め
私のページを開いてくださり、ありがとうございます((*_ _))ペコリ
私も現役不登校の娘が2人いますが、娘たちの場合は「登校復帰しないことが最善」という判断で不登校の日々を過ごしています😊
そんな私が「不登校について」考え、経験した事を書くことで、このページを見つけたあなたの参考になれば良きかなと思い綴ります。
1.登校復帰へのチャレンジ
子供が学校を休み始めてから、再登校するまで黙って見ているわけにはいかないですよね。
数日の欠席なら、体調の悪さを理由にしてもクラスメイトから不思議がられることはないですが、1ヶ月を過ぎると誤魔化すのは難しくなってきます。
でも、一度考えてみてください☝
2.子供が1ヶ月も学校に行かない意思表示の重さを!
親から見れば、勉強の遅れや進級・進学に関わる登校日数や単位など不安や心配要素が沢山ありますが、それでも何故登校しないのか?
①出来ない理由がある
だから「行けない」んです。
2.不登校の原因がイジメ
不登校が始まった原因がイジメの場合は、登校日数や勉強遅れ、単位の前に
登校復帰しても大丈夫なのか?
を主体にして対処しなければいけません。
何故、そこまで私が「慎重に」ということに拘るのか、体験を綴ります。
3.「にじうさぎの体験談」
にじうさぎには現時点で、
中学3年・小学6年の娘が2人います。
2人とも不登校です。
①きっかけは長女が小学1年の3学期からのイジメ
です。
私自身も小学生の保護者一年生でした。
なので、小学生になった娘を「なるべく手を出さずに乗り越えさせる」ことをしなくてはと思っていた母親でした。
そんな中、3学期になってから娘が学校の話を全くしなくなり、家では無表情・「ごめなさい!」と全部自分のせいだと言って何度も謝る行動が始まりました。
家では特に何か変わった出来事もなかったので、学校で何かあったのかと心配になり、娘にさり気なく聞きましたが「別に何もないよ」と返答。
②親の直感
いや!おかしい!
としか感じず、「担任に学校の様子を聞いても良いかな?」と切り出すと
「話すからやめて!」
と、涙を浮かべながら学校であった事を話してくれました。
内容は
・下敷きに少し色がついていた事に対して
「悪ぅ!先生に言いつけたろ!」
・次の授業の準備をしてたら間違ってないのに
「次の授業の準備それちゃうし!先生が来たら言ってやるから!」
・掃除当番で自分の担当場所を確認してから掃除してたら、廊下の線に少しほうきが入った途端
「そこ俺の場所やんけー!」
と、怒った男の子にほうきを持って追いかけられ叩かれかけた
・誰も喋ってくれない
・休み時間に誘ったら「〇〇ちゃんと遊ぶから無理ぃ」と仲間はずれにされる
などと、最後には大泣きで話してくれました。
4.にじうさぎがとった対処
①「一先ず、疲れきってるから明日はお休みしよう」
と、泣き疲れた娘に言うと安心した顔をしてくれ、先生に相談させてほしいと娘にお願いしました。
すると、娘も
「ありがとう」
と、言ってくるたので、連絡帳に事情を書き、相談の時間を確保してほしいと伝えました。
担任も、連絡帳をみた当日の放課後に涙を流しながら家庭訪問に来ました。
②担任からの謝罪
「本当にすみませんでした!私が把握出来ていないせいで娘さんが辛い思いをしていた事は担任としてダメでした!」
そう言ってから、いろいろと話し合い
「必ず先生が守るから、先生を信じて3学期頑張ってほしい!」
そう娘に言い、娘も先生から勇気をもらって登校を続ける事にしました。
ところが…
日が立つごとに朝は起きなくなり、布団からでなくなり、学校に行きなくないと言うようになり、事情を聞くと
「何も変わっていない」
「先生に相談に行こうとしたらクラスメイトが先に先生を囲んで私は近づけない」
そう…
守ってもらえていなかった…
でも、娘は
「先生と3学期は頑張ると約束したから、約束守らないと悪い子になっちゃう」
そう言って、何とか一年生3学期を終えました。
5.小学2年に進級で悪化
何とか、一年生を乗り切り2年生になってクラス替えもあり、落ち着くだろうと私も娘も張り切って2年生を迎えました。
娘も笑顔になり
「イジメる子が別のクラスになった!」
と喜んで学校を楽しむつもりでした。
が!
所詮、田舎の生徒数の少ない学校。
クラスも2クラスしかない学校でのクラス替えは全く意味がなかった。
2年生になって初の
「週一回の校庭解放の日」
が娘の楽しみでした。
そこで事件が起こります。
6.校庭でクラスメイトに言葉のサンドバッグを30分という悪化現象
そして、それを見ているだけの
①囲み見物で誰も助けてくれない、逃げ場もクラスメイトに塞がれた状態!
この翌日から不登校開始となりました。
校庭での出来事で職員室からも見える位置、更には役員の見守り隊もいる中で、誰も助けられなかったのか?
憤りを感じ、学校と役員に話しをしに行きました。
役員「止めたかったんですが、私たちが余計な事をして良いのかわからず見てるしかなかった」
学校「放課後の事は校庭でも教師の責任は一切ないので役員で解決してもらってください」
②学校側は放課後に生徒同士の殺人が起こっても関係ないという精神
もう学校に対して
【不信感しか湧かない】
という事で、翌日担任に相談に行き、
「何故、そうなったのか言葉の暴力をした子に聞き取りしてください!娘に非があれば謝らせます!違うならばまずは娘に謝らせてください!」
そう担任に投げました。
③了承した担任から翌日に連絡
「怒ったこに聞いた所、自分の縄跳びを置いていた所を娘が通り、少し足が当たったのを見たら腹が立ったそうです。」
それを聞いた私も娘も絶句するしかなかった。
④担任から発せられた言葉
「そどうします?その子に謝らせたほうが良いですか?」
・・・
「謝ってください」
そう答えました。
後日、放課後に時間を合わせ学校で謝ったクラスメイト。
それを確認した担任は
「これで解決でよろしいですか?では、明日から登校お願いしますね。」
えーっ?
学校ってこういうもの???
正直、怒らずにはいられなかった。
7.娘を登校させるのは早まらない方が良さそう
と、判断した為翌日からも登校はしませんでした。
①数日後に、再度担任と話し合ったところ
「教頭ともお話されたようですが、放課後に起こった事に関しては学校は関係ないので、本来なら私が謝らせるのもどうなんですか?役員とは話しました?」
役員は学校と話し合ってくれ。
学校は役員と話し合ってくれ。
責任のなすりあいを目の当たりにしているなか、娘はついに
①チック症の傾向が出始めていました。
その後は、スクールカウンセラーや外部のカウンセラーなどを利用し、学校の対応の理不尽さにカウンセラーも怒り
「出るとこ出ますよ?」
と、まずは切り出してみてとアドバイスを受けました。
②アドバイス通りに切り出す
と、途端に態度を変え、毎日様子伺いの電話、毎週訪問で「友達がみんな待ってるよ」と適当に機嫌をとって帰る担任。
でも、この
「友達が待ってるよ」
の恐ろしい言葉を信じている親もいるはず。
確かに事実の場合もありますが、うちの場合は
「イジメの標的にする為に待っている」
状態でした。
何故、そう言い切れるのか…それは
付き添い登校でバッチリ見たからです!
もちろん一度や二度とではありませんよ。
8.それでも登校復帰を頑張らせた末路
でもね、親なら子供は学校で楽しんでほしい!思い出を作ってほしい!
そう願ってしまうもの。
私もその願いから、娘が小学4年の2学期までは付き添い登校や校門タッチ、教室タッチなど、いろいろしてきました。
何度も学校長とも連携しながら登校復帰を娘自身も努力していました。
ですが、小学4年の2学期に付き添い登校で廊下で1日中待っている日々の中で、はっきり見えてきた
「闇」
授業の途中から娘が勇気を振り絞って教室挨拶登校を毎日頑張っていました。
娘が来たら歓声を上げて迎えてくれるクラスメイト。
一緒に授業しよ!
一緒に給食食べよ!
教室入ろ!
手を繋いで迎え入れてくれたクラスメイト…
娘が教室に入った途端に始まる
「無視」
娘も毎日声をかけてくれるクラスメイトから逃げるようになってきていた。
そして一番の難関は
「大人の目」
担任や私が見ているとわかっている状態の時と、大人の目が入らない所での状態が真逆であること。
9.教室登校中の異常な娘の震え
手を繋いで教室に向かい、教室が近づくにつれ激しく震え出す娘。
体も硬直するかのようにガチガチに固まっている姿を見て
「やっぱり?」
そう感じ、教室に行く前に娘と話し合った。
「学校に戻りたい?」
「ごめん、もう来たくない…」
その頃には私も娘も担任の
「私に任せてください」
は偽物だと知っていました。
なので、私は史上最悪な事を娘にお願いしました。
10.第一の決着
「今日決着つけよう!だから今日だけ囮になってほしい!」
それは、担任に証拠を突きつける為の囮だと娘も察知したのか
「うん!」
強く頷いてくれたので、そのまま決行。
案の定、いつもと同じ偽物の歓声のなか
「先生、すみません!ちょっと一旦用事で離れますが、私が戻るまで娘をお願いします!」
「はい!大丈夫ですよ!」
そして、教室から離れたフリをして、そっと観察。
ふっ
思った通りだった。
担任筆頭に全員が娘をガン無視!
しかも、授業を受ける授業をしていかない事を条件の挨拶登校の娘を教室の前に呼び出し
「鉛筆も持って来ないってどういうこと!」
と、怒鳴りつける姿をバッチリ見た瞬間に私は教室のドアを開け
「どうもありがとう。娘を囮にしてあなたの事もクラスメイトの事も見させていただきました。本日で登校復帰はさせません!」
そう言い放った途端の先生の絶望した顔を今でも忘れません。
そして、娘から
「先生に言ってくれてありがとう」
と娘が抱きつき大泣きしながら体の硬直が解れていった感触は一生忘れない…
この体験から、まだ続きます。
次回は「登校復帰をやめて放課後登校に変えてからの末路」をお話したいと思います。
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