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絵心ゼロからのスタート。

8年前に曼荼羅アートと出会ったこと、私自身がその2012年にいろんな変化を遂げたことは前回書きました。何よりもそれまでの私は絵なんて描いたことなかったんです。絵を描くことに苦手意識すら抱いていました。

曼荼羅アートを描くと同時に、パステルアートというふんわりとした雰囲気の絵にとても惹かれていきました。自分でも描いてみたいと思い、単発で体験講座を受けに行ったりしていました。

描いてみたら、こんな私にも描けた!という喜びがすごくて。嬉しくて気持ちがワクワクしてきたのを覚えています。「楽しい〜♪」

そう思いながらも、その時の私は3人目を妊娠中。ハイリスク妊婦だったので(切迫早産でお腹張りまくって入院)大変な思いをしていました。その時のことはまた機会があったら書きたいと思います。

出産した後も子育てしながら、隙間時間に自己流で曼荼羅アートを描いてみる日々。授乳しながら「私はもうやりたいことを諦めない」という想いがふつふつと湧いてきたんですね、それも夜中(笑)やりたいことは、まだまだいっぱいあったんです。

アロマとパステルは絶対やりたい。と決意を固めた私は順番にやっていくことにしました。まずはアロマ、香りが体調や心にまで影響すると知ってちゃんと勉強したいと思っていました。妊娠中や子育て中にも安心して使えるアロマは魅力的で、その頃子育てサークルを立ち上げたいと思っていた私は、そこに役立てたいと理想を描いていました。

ナードアロマのアドバイザーを目指して講座を受けました。赤ちゃんだった三男をいつも連れていき、授乳したり寝かせたりしながら。小学1年生だった次男は時々学校を休んでいて、一緒に連れて行ったりもしました。

およそ半年の勉強を経て、無事にアドバイザーの資格を取得しました。次はパステルです。私はまだまだインプットの時期にいました。夢中で新しい知識を私の中に入れていきたいと思っていましたね、今思えば必死だったのかも。

パステルもやるならインストラクターになろうと、パステル和アートの準インストラクター講座を受けにいきました。パステルの基本の使い方や絵の描き方を知りたかったのです。そこからまた半年ほどかけて講座に通い、さすがに三男は預けていきましたが、まだ授乳中だったので途中で胸が張って絞ったりしていました💧

無事にパステル和アートの正インストラクターになりました。まだ講座を受けている段階で、描いた絵をFBにアップしていたら、アロマサロンをやっている方からサロンに飾る絵を描いてほしいと頼まれました。本当に背筋がゾクゾクするほどの感動。「こんな私に…」初めてのオーダーアートを一生懸命描かせてもらいました。

「この楽しさを喜びをいろんな人に味わってほしいな〜」
そう思った私はその1ヶ月後から、自宅サロンを開くことに。2014年の4月、月に2回三男を一時保育に預けてパステル体験レッスンをやり始めました。

最初はお友達に描いてもらってました。お友達から少し広がってそのお友達とか。そうやって細々と始まったパステルサロン「にじいろの種」。

まだまだオリジナルなアートを描くのは難しかったけれど、私なりに簡単に描けるモチーフをいろいろと考えていました。もちろん協会で教えてもらったモチーフも取り入れながら。

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でも…やっぱり少ししんどかったんです。
絵には全く自信がないし、講座では描けるように手取り足取り教えてもらってたから描けたけれど、自分で描いてみようと思うとちっとも思うように描けなくて。

イベントに参加させてもらうことも増えました。パステルのワークショップをやったり描いたものを販売したり。イベントに出たりするのは楽しかったし、初めての世界にワクワクしていたし、どうやったら満足してもらえるかな?って必死に考えて準備していましたね。

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イベントに出ることで精一杯になっていて、その場ではバタバタして終わって、終わった後は力を使い果たして(笑)しばらく休み、みたいな感じでした。仕事としてとか利益がどうとか、宣伝をどうしていくかとか。まだまだそこまで考える余裕は全くありませんでした。

その頃、お友達が女性起業家さん向けの講座をするよ〜と教えてくれて、あまり何も考えずに飛び込んでみるのですが、その話は次回。



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