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起業塾は自分と向き合い苦しくなる時も。

パステルアートの自宅サロンを始めて数ヶ月。
いろんな人が興味を持ってくれたりやってみたいと言ってくれたりと、嬉しいこともたくさんある反面、オリジナルな絵が描けない苦しさも感じていました。

そんな時に、お友達が私に「曼荼羅アートを描いて欲しい」とオーダーしてくれたのです。そのお友達はヒーリングサロンを主宰していて、今度フルートの演奏とコラボしてチャクラのお話をするので小さなチャクラの本を作るために、チャクラ色の曼荼羅アートを載せたいという依頼でした。

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その頃描いた第4チャクラの曼荼羅アート。ハートチャクラです。
チャクラという言葉もまだあまりよく知らなくて、そのお友達からいろいろと話を聞いて教えてもらったり本を購入して読んでみたりして自分なりに解釈して描いていました。

まだ自己流で描いていた曼荼羅アート。教えることも考えていなかったし、とにかく自分のため描いていたようなものです。そんな私の曼荼羅アートを描いて欲しいとお金を出してくれる人がいる!自己肯定感が低かった私は信じられなかったし、それでもまだちっとも自信のないままでいました。

自分の描いたものにも納得いかないままでした。パステルの色の塗り方はかなり自然になってきたけれどまだまだだな〜と思っていました。その頃の私はもっと綺麗に描きたい上手く描きたいと思っていたのです。

お金をもらって仕事として教室をやっていく、という覚悟も、まだできていませんでした。それでも自宅サロンを始めたからには、起業したということになります。

お友達が講師を呼んで起業塾を開くよ〜と教えてくれて、そこに飛び込むことにしました。あまり深く考えてはいませんでしたね(笑)

少人数で女性だけの起業塾でした。そこで話を聞きながら難しいことはわからないな〜などとぼんやりしていた私でしたが、お客様のターゲットやどういうことを伝えていきたいか、などを改めて書き出してみるという宿題をこなしていくうちに、少しずつ起業するという厳しさを実感していく6ヶ月でした。

その中で何度か個別に面談をし、そこで言われた言葉「曼荼羅アートの何がいいの?この光がぱ〜っとしてる感じの何がいいの?」

その時に何も答えられなかった自分にショックを受けてしばらく曼荼羅アートが描けなくなりました。ただ自分が楽しく描いていただけだった曼荼羅アート、私はなんのためにこれを描いているのか?その時はよくわからなくて、立ち止まってしまいました。

今となってはあの時の起業塾で、自分自身の棚卸しができたし仕事としてやっていくという覚悟ができたので良かったと思っています。そこからのスタート。そして、曼荼羅アートを教えようと思うまでにまだ色々あるのですが、その話は次回に。



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