羊毛フェルト上達講座: 劇的に技術を上げる「5つの要素」その5-記録に挑戦する
こんにちは、【にじたま屋】きたがわです。
【劇的に技術を上げる「5つの要素」】最後のテーマ「記録に挑戦する」について。
フェルト教室などに通ったり、オンライン講座を受けてみたけど、思う様に上達しないという人は必見!
記録に挑戦とは?
僕は上達する為には「挑戦」することがとても重要な事だと思っている。
「記録に挑戦」とは、何も大会やコンテストに作品を出す訳じゃない。
前回の作品より、今回の作品をより上手く作る挑戦だ。
そうすると技術の成長が止まる事はない。
おかげで、僕は新作を作る度に「最高傑作」になる確率が高い。
もちろん完璧な作品なんて生み出すことは出来ない。
完成した時は「おお!良い出来だ!」と思っても、次の瞬間「多くの課題」に気が付く。
だから次は、その課題をどうすべきか?を考え、色々と試してみる。
実は誰もがやっている事だと思う。
でも、何となくやるのと、意識してやるのでは結果が全く変わる。
だから、もっと今よりも「上手く作ってやる!」を意識して記録に挑戦して欲しい。
一度に沢山は逆効果
「記録に挑戦」していれば、上手くいくときもあれば失敗する時もある。
もし「多くの課題」が見つかったなら気を付けなければならない事がある。
それは「一度に全てを改善するな!」だ。
作品を作り「多くの課題」が見つかった時、改善するのは2つくらいにしておこう。
なぜなら、羊毛フェルトの様に「形」を作るモノは、一度に多くの箇所を改善してしまうと、全体的なシルエットや印象が変わる為、何が良くて何が効果あったのかが分かりにくくなるからだ。
課題に優先順位をつけて、一度に全てを改善するのではなく、一つ一つ試していけばよい。多くても一度の改善では「1~2つ」くらいにしておこう。
PCDAサイクルを回そう
羊毛フェルトで「薄くてリアルな耳の作り方」例えるなら…
Plan(計画):ニードルで薄く刺し固めるだけでなく、最後にアイロンで薄くしてみよう!
Do(実行):実際に道具を準備し、作品を作ってみる。
Check(評価): 形にしてみて強度に問題は?アイロンの温度設定で焦がしてしまった…
Act(改善): 評価結果を基に、強度をつける為、ベースの「わたわた」の量(厚さ)を少し増やそう。アイロンの温度を中温に設定しよう。
いつも「どうやったら上手くいくだろう?」を考え、「仮説」を立ててみよう。
何通りか仮説を立てて、一番成功確率の高そうなものを試してみると良い。
上手くいっても、失敗しても必ず得られる情報、体験がある。
「何が良くて、何がダメだったのか?」を知ることが大事だ。
良かったことは「どうやったらもう一度再現できるのか?」を考え、ダメだったことは「どうやったら上手くいくのか?」仮説を立てよう。
この「PCDA」はずっと繰り返す。
最後に
「挑戦」などと聞くと、何だか重苦しく感じてしまうかもしれない。
プレッシャーに感じる様な「挑戦」ではなく「ゲーム感覚」くらいで丁度良い。
楽しみながらやる事が重要だ。
もちろん、壁にあたったり、上手くいかない時は辛く感じる時もあるかもしれない。
それが、ただただ辛いなら向いていないので辞めてしまえばいい。
でも、「何のためにやっているのか?」という目的に立ち返って、「よし、頑張ろう!」と思えるならとことん追求してやってみるといい。
楽しみながら、時には試行錯誤して苦しみながら…
それでもやっぱり楽しみながら「やった結果」が、その道で活躍できている人達の姿だ。
楽しみながらやっていこう!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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