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スプラトゥーンに3000時間もかけてやっとわかった事を言いたい

スプラトゥーン2に出会ったのが2020年5月1日。そこからほぼ毎日数時間プレイして3と合わせて総合計で3000時間を超えた。

基本的に私は友達とは遊ばず、ソロでやっている。サーモンランもすべて野良!

そんなかんじで3000時間も費やし、わかってしまったことをまとめたいと思う。



やめるやめる詐欺連発


「ああ、もう潮時だな。」

…これまで何回スプラをやめようと思ったことかわからない。新シーズンの度に毎回このシーズンでスプラは卒業と思い続けているが、やめられない。なにせこのゲームは、勝った時のアドレナリンと負けた時の絶望がすごい。おそらくこの繰り返しが中毒になっていてやめられないんだと思う。

それに加えて小さな発見が何かしら毎日あって、まだまだ自分には伸びしろがあるぞ、とゲームを通して己の「進化」を感じられるからだと思っている。ギア(装備)やバッジ(トロフィー)を揃えることも重要だけど、確実にスプラスキルが蓄積していっていることが、なんだか職人みたいな気分になるというか。

ただ、そんな気がするだけで実際は上には上がいるし、自分なんてちっぽけで下手くそ、猛者たちと対等に戦うなんて到底無理なところにいるということもまた事実で、ある程度は諦めている。Youtubeで動画をUPしている人などは、本当に信じられないくらい強い。普段、何してる人なんだろう?いつ寝てるんだろう??って思う。不思議なもので、悔しいとかの嫉妬心みたいなものはほとんどなくて、雲の上の猛者たちと自分を比べることすらおかしいと頭で素直に思えているので、基本的には「同じぐらいのレベル帯の味方や相手と面白くゲームをできればそれでいいじゃないか!」というスタンスでやっている。

と、こんなふうに割り切っていても、それだけでは済まないのがスプラトゥーンなのだ。

たのしいスプラトゥーン


先述したように、このゲームは試合を重ねれば重ねるほど、自分の中に少しずつスキルみたいなものが蓄積していく(ような感覚を味わえる)。そして、2つとして同じ試合がなく、毎回新しい発見もある。これを定着させるために、時間を費やしているというのもあるのだが、一番楽しいと思えるのはその中で見知らぬ仲間たちとの一体感のような、ここでしか得られないものがあり、それを体感したい!という点である。数分間を共に戦ってくれる仲間に対する「信じる心」と「試合に勝利」これがあわさると脳内のアドレナリンがどえらいことになる。私の場合は、ガチホコのとある試合で初めて脳天に雷が落ちたようにスプラが何たるかがわかった。敵が次々に味方によって倒されていき、ゴールまでインクの一本道が目の前に出来上がって、ものすごい勢いと速さでホコをゴールに叩き込み、勝利したあの試合で、こ…これがスプラトゥーンか!!ズギャーーーンとなった。だからまたその衝撃をまた味わいたいがため、砂利をパンニング皿でザッザッと流して砂金を見つけるかのように日々勤しんでいる。

その衝撃を味わってからは、ほぼ毎日数時間やるという生活をもう4年続けている。どんなに疲れていても、どんなに眠くても、寝起きでも、息を吸うようにスプラトゥーンの世界へGO。

仕事でやなことがあっても全部ぶっ飛んで頭の中はスプラでいっぱい!

ところが、本当のスプラトゥーンは、試合放棄、リスキル、不適切なナイス&カモンの連発。糞プレイの温床になっている。

本当のスプラトゥーン


プレイヤーの皆さんのなかにはすでに怒り狂っている人もいるのではないだろうか。今回のスプラトゥーン3、なんと勝敗の割合が五分五分になるよう調整されているのだ。なにそれ?なんで?なんのために?!どーゆーこと?とお思いでしょうが、事実そうなもんはそうなのである。

では、五分五分をどうやって実現しているのかというと、まず、「マッチングシステム」がそうさせている。細かいことは割愛するが、勝つことで得られるポイントで決まるランクとか、使うブキとか、いろいろマッチング条件はあるんだけど、このおぞましき五分五分現象は、XマッチというバンカラマッチでS+以上になったユーザーが参戦できるフレンドと一緒に協力して戦えない全員が野良でやるルールの試合で、それはそれは如実に現れる。フレンドとできない=条件はみんないっしょ、公平なマッチングである!といいたいんだろう。全然公平じゃないと思うけど。
次に、XP2000未満は悲しい世界が広がっていること。XP2000に満たないユーザーは全てがいっしょくたになっていて、XP1800前後は地獄のような世界が広がっている。どんなに頑張っても、どんなに自分のチョーシが良くっても、想像を遥かに超えた信じられない負け試合が強制かつ定期的にやってくる。何が何でも勝敗を五分五分にするために。

この現象についてスプラ界隈では「懲罰マッチ」なんてよばれていて、連勝した後はたいていそれに苦しめられる。「そろそろ来ますよ」「そろそろ来るんじゃない?!」的な感じで、負けのターンが始まる…体感でわかるレベルってヤバすぎませんか。あと、気のせいだとは思うけど、優勢試合の時に限って通信エラーなんだよね。

「利敵」という言葉を知った


何も知らなかった頃に戻りたい。心からそう思う。だけど、スプラトゥーンという世界に踏み込んでしまい、3000時間もやっていると色々な人に出会う。

世の中には、自分が負けてしまったらポイントやランクが下がるのにわざと勝たない選択をする人がいる。ゲームの世界においては、ルールに従ってその試合に勝つということが目的であるはずなのに、別の目的で楽しんでいる人が一定数いる。たとえば、味方と協力せずに試合放棄をする人。確かに、投げ出したくなるほどの負け試合の時がある。凄まじい負けのターンが来ていて、また負けか!と諦めたくなるような連敗の末の放棄なのかもしれない。だけどそこで実際に試合を投げ出すのはいかがなものか。そんな人は私の中で「悪ふざけしている人」と同じカテゴリに入っている。どんなにKUSOみたいな試合でも最後まで戦って無様に負けようではないか。無駄な試合なんてないはずだ。

と、こんな気持ちでスプラをやってると、「ゲームごときでマジになりやがって〜!!バーカバーカ!!」というノリで逆撫でしてくる人も定期的に出現する。ゲームに全力な私もたいがい暇人だとは思うけど、それを上回るド暇人が、ステージの手前の方で立ち止まりつつ敵にやられてデスした仲間にいちいちナイス👍送ってきたり、私が大好きなガチアサリのガチアサリ(ラグビーボールみたいにでかいやつ)をわざと拾って場外に投げ捨てたりする。やられっぱなしも癪だし、負の連鎖を断ち切るためにも、そーゆー輩と遭遇した時はメモリ機能で試合を振り返り、悪意があることを判定したのちに通報する。あーゆー人って通報されることわかっててやってるんだから不思議だよね。

こういった行為のことを「利敵」というらしいのだが、その言葉と概念を知らなかったので当初はいろいろショックだった。あとは「リスキル」なんかもそうだ。前線を上げて封じ込めるリスキル的な行動は戦術のひとつだと思っていたんだけど、悪質な場合もあると聞いて自分もやってしまっているのではと心配になった。でも、悪質なリスキルはすぐにわかるので、おそらく「心配な人」は心配ないと思う。そんな心配、悪質なほうの人たちは考えてないから…。

結局ブキなのでは


当方、わかばシューターをずっと使っている。薄々感じていることをここでぶちまけてもいいだろーか…?もしかして、わかばシューターずっと使ってるから全然試合に勝てないのかなっ?!某◯◯ガロンとか、某◯ザップとか強そーだから使ってみたいブキはあるけど、なかなかプライドが許さないというか。笑 使っている方を否定するわけではないですが…出くわすたびにあーそのブキ使ってるんだぁ…強いよね、それ、って心の中で思っている自分がいる。もっと気持ちに正直になったほうがいいのか?

一方で、わかばをここまで使い続けたんだから極めてみたいという気もしているんだけど、勉強のためにYoutubeなどを観ると「上級者が持ってこそ実力を発揮するブキ」とかいわれてて、ヒェッ😱となった。ブキが使いこなせるかどうかとは別として、いずれにせよ選択したブキによりマッチングが左右され、その影響で勝てない編成に陥りやすい(のではという被害妄想が拡大し)、そういう仕様はゲームとしてどーーーなのかなっ?!と思うので、やはり何ごともバランスってもんを考えてほしいなと思っている。Nintendoさんよろしくお願い致します。

あのCMのような世界は広がってない!


当初はこのゲームを家族や友人に勧めてて、あわよくばチームで戦いたい願望なんかもあったが、一緒にやろーよ!なんて今は言えない。これは仲間とやるゲームではあるが、リアルの仲間とやるゲームではない。ボイスチャットで声を掛け合いながら出来れば戦略を立てられて、ある程度勝率も上がるだろう。もし、やるとしてもサーモンランが限界じゃなかろうか。個々にプレイして、近況を一喜一憂することはできても、リアルタイムで仲間とやるのはなんかいろいろハイリスクな感じがする。笑 仲間とやるオンラインゲームとしては、もっと他の緩やかに楽しめるものにとどめておいた方がいいように思う。

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