見出し画像

インテリアデザイン手法『混合』

インクルージョン(inclusion)は、教育業界の用語で使われる事が多く、「多様な人々が互いに個性を認め、一体感を持って働いている状態」といったような意味合いがあります。

インテリアデザインの手法としてのインクルージョンは『異素材で同系色』の組み合わせの手法となります。

例① 色:グレージュ 素材:布+木+ステンレス

画像1

例② 色:ホワイト 素材:布+木+ステンレス+陶器

画像2

例③ 色:ベージュ 素材:布+木+ステンレス+陶器+石+ガラス

画像3

空間内にある情報を少なくしていくと緊張感や品は生まれるわけですが、そもそも空間内にある情報は、素材感、色、明るさ、形状、サイズなどです。

インクルージョンの手法は、その内の色情報を出来る限り削いでいくことに特化した手法です。

パーフェクトに色相を合わせると、無機質な印象になっていいきます。

画像4

上記は東京にあるホテルですが、こちらも『インクルージョン』の手法を取り入れたインテリアデザインだと言えます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?