小さな声が聞こえるところ147 「眼差しこそが、愛」
子どもにとって、大人が目を瞑っていることは「この場を共有していない、ここにいるのにいない」状態を表していて、とても不安になるのです。
大人がふざけて寝たふりなどするのを、幼い子どもたちが嫌がったり怖がったりするのもそのためです。
心は、見えない大いなる力への畏敬の念に満たされながら、目覚めた意識で、眼差しはしっかり子どもたちに向けている。
目を開いてしっかり眼差しを向けていることほど、愛情深い態度はありません。
「見守っている」眼差しは、肯定的な言葉や寄り添った応対をすることよりも、ずっと大きな魂への滋養を子どもたちに与えます。ー
園の連載エッセイ、新月更新しました。
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