さくさく作文教室®嵯峨野先生に作文指導をお願いしたきっかけ
絵本『ビーズのおともだち』ができるまで_番外編
このエピソードはわかちゃんのお母さんにお話を聞きました。
「わたしの夢は絵本作家!絵本作家になって、世界中の人を笑顔にしたい!!」 小学校3年生の学芸会“本当のたからものは”で、わかは、自分の夢を宣言しました。理由は、絵と字を書くのが得意だから。ところが、言葉や文章で気持ちを伝えることは、あまり得意ではありませんでした。
母親としては作文教室に通わせたいけれど、入退院を繰り返す病弱な娘を通わせるのは、簡単ではありません。しかたなく、何冊も本を買い与えましたが、なかなか上手くいきませんでした。
ちょうどその頃、新型コロナウイルスが流行を始めました。ただでさえ抗がん剤治療の副作用で免疫が弱く、学校さえも行けない毎日で、習い事なんてとあきらめかけていました。
そんな時、たまたま見つけたのが、ZOOMを使ったオンライン教室です。作文教室「さくさく作文教室®」の嵯峨野先生とは、こうして出会いました。
わかは先生と相性が良いようで、2時間の個人レッスンの最中、ずっと笑い声が聞こえてきました。“ストーリーキューブ”というサイコロを使って、気が付けば一つ、二つと、わかオリジナルの物語が生まれました。
すっかり先生のファンになった私は思い切って、わかと温めてきた“ビーズのようせいたち”のお話を一緒に考えてもらえないかとお願いしました。
先生は快諾してくださり、口下手なわかの言葉をつなぎ合わせるお手伝いをしてくれました。
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絵本『ビーズのおともだち』2022年4月8日発売◎