#2 絵本との出会いと記憶
記憶とは曖昧で、つねに形を変えながら、時に美化されて生きている不思議な生き物。その生き物は私の身体中を泳いで、細胞に何かを埋め込んだり、奪ったりしながら生きてる。離れたくても離れられない。不思議な存在なのです。
そんな記憶を呼びだし、問いかけてみる。
『絵本との出会いは?』と…
すると、見えてきたのは母が読み聞かせる『ノンタン おねしょでしょん』
ノンタンがおねしょをしてしまうのですが、お布団に染み付いたおねしょの模様が魚やハートやアルファベットだったりとユニークなのです。