徹さんの記事を時々読む
コントラバス奏者 齋藤徹さんとの出逢いは本当に本当に大きくて。交流させていただいていたのは、5年ほど、だったと思う。
音楽ってなに?表現てどうするのか。言葉をどう表現するの?どう感じるの?どうやって仲間と創っていくの?仲間ってどうすること?
徹さんはその土台、土の部分を、見せ、語り、書き、一緒に実践してくださったと思う。
Facebookが折に触れて思い出として、徹さんの当時の投稿を出してくるのでそのたびに読んでいる。亡くなってから数年になるけれど、いつ読んでも、必要なことが書いてある。
当時、徹さんが投稿したら何度も何度も読んでいた。活字になって公になっているのもたくさんあるから、読もうと思えばたくさん読めるんだろうけれど、私は、私も存在していた時期の徹さんの文章が、わかりやすく思索を拡げやすい。リアルタイムの記憶があるからか。
徹さんからは、表現、音楽、ことば、数えきれないたくさんのことを教わったけれど、徹さんから教わった、最も大きなことは、「調和の精神」だ。
本当の優しさってなんなのか。人と人が本当に仲良くするってどうすることなのか。みんなで奏でる、創るってどうすることなのか。
徹さんの即興演奏のワークショップでは、そこへの深い言葉がどんどん出てきた。私はそれを聴いて感じたり考えることが一番好きだった。
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