「こころの深呼吸」より
片柳弘史さんの「こころの深呼吸 気づきと癒しの言葉366」
という私の好きな本があります。
1日1ページですが、ほっとしたり、はっとする一言が書かれています。
夫婦で毎日一緒に読み、語りあう時間を持てたらいいなと思っているのですが、残念ながら実現に至らずにいます。
ささやかなことですが継続するって難しいものですね。
366の一言が記載されていますが、とりあえず私がハッとさせられた言葉を二つご紹介させていただきたいと思います。
耐えられえる苦しみ
くも膜下出血を起こす前から持っていた本ですが、後遺症を負ってからそれまで何気なく読んでいた言葉を敏感に感じるようになりました。
耐えられないような苦しみが本当に耐えられる苦しみに変わるのか?
そう思いたくなる日があります。
けれども
「この手を握ってくれている人のために耐えよう」
そう思える日があります。
そして
「苦しかったあの時にあの人が手を握っていてくれなかったらどうだっただろうか」
そう考えさせられる時があります。
誰かが寄り添ってくれている幸せを思い、そして誰かが苦しんでいたら、何もできなくても寄り添い手を握ってあげることを忘れずにいたいと思います。
誰にでもできる仕事
この言葉は主婦であった自分にとても刺さった言葉です。
主婦業は手を抜こうと思えばどこまでも抜ける仕事です。
賃金という目に見える対価を手にできないだけに、その仕事を誠実にこなすことは誰にでもできることではない、そう思います。
人が見ていなくても人から評価されることがなくても誠実に対応することの尊さを知った気がしました。
それと共に最後の
"多くの人から評価される仕事の方が、誰もがやりたがる仕事、「誰にでもできる仕事」かもしれません"
逆転の発想に驚きました。
主婦業もそうですが、自分には特技も才能もないと感じ「誰にでもできそうな仕事」をしていると思っている人に届いたらいいな、と思う言葉です。
最後に
まだまだいっぱい良い言葉があります。
これからも"はっ"と思った時に紹介していきたいと思います。