回復期に転院して
移動時だけの面会
転院の日、看護師さんに「おめでとうございます」
と言われることもなく寂しく急性期を後にしました。
でも嬉しいことに転院時は家族が送迎するので久々の再会。
転院先が遠かったので車内でしばらく話すことができました。
ずっと心細かった私も嬉しかったですが、
目の前で話しをしている私を実際に見て家族もとても喜んでくれました。
でも回復期病棟につき、コロナの検査結果が出るとまたお別れです。
後ろ髪を引かれつつ回復期病棟への入院となりました。
転院当日
入院当日はなんだか目まぐるしくてあまり覚えていませんが、
担当看護師さんに病棟内や入院生活について説明されました。
今回はありがたいことに個室に入れることになりました。
洗面所にトイレがついてて、大きな窓からは外の景色が見え、
少し快適に過ごせそうな感じがしました。
落ち着いた頃、先生が様子を見にこられました。
診察などがあるのかと思っていましたが、
軽くお話をして様子を見て帰られました。
急性期と違って回復期ってこんなものなのかなと思いました。
療法士さんとの対面
しばらくしてから担当となる理学療法士さんが来られました。
印象としては茶髪の若いセラピストだなという感じ。
急性期が落ち着いた方だっただけにちょっと不安に思いました。
病気以前の生活のことを聞かれました。
仕事や運転の有無、趣味のことなど具体的に質問されて
なんでだろうと思っていたのですが、
病気以前の日常生活に戻れるようにとリハビリするのが回復期なんですね。
そんなことを知ったのはずっと後のことでした。
結果として筋力・体力強化のための理学と作業の療法士さんが入ること。
そしてボランティで声を出すことが必要なため
言語聴覚士さんも入ることとなりました。
翌日からの1週間の予定表が壁に貼られてその日は終了。
お風呂が週に2回だけと知りそれがちょっとショックでした。
急性期の時からどうやら味覚障害があったらしく
夕食も出ましたがほとんど手をつけられませんでした。
でも急性期と違ってあまり言われることもなくほっとしました。
夜は2ヶ月ぶりの一人での就寝。
早速、翌日からリハビリ開始ということでドキドキしながら
ベッドに入りました。