六戸町 シャモロックのブランド化に挑む姿 社会科教材の価値
青森県六戸町のグランピングに参加して
プレミアムシャモロックを食べた
石窯焼き・丸焼きなどなど、おいしくいただいた
その際、街づくりのために地元で特産物をブランド化するために、熱い人々と接することができた
社会科として、中学年の地域教材として魅力を感じる
5年生の食糧生産の教材としてもいけそうだ
大きな教材としての価値を感じた
シャモロックについて
青森県畜産試験場が20年の歳月をかけて交配した高品質な地鶏なのである
ラーメンの鬼佐野実さんも、ラーメンのスープに使用したことで有名
特に今回食べたのは、プレミアムシャモロックである
実際食べてみると、歯ごたえがぶりんとしていて弾力がある。味も濃い。
値段的にも、グラム当たり牛肉よりも高いそうだ
なんという贅沢な一品であろうか
さらに、シャモロックに熱い方々から話を聞くことができ、ストーリーとセットで味を楽しむことができた
本当においしい、と感じるのは、味もさることながら生産者の方の熱もある
料理の価値を決める味覚や嗅覚、視覚だけではなく、ストーリーを聞く聴覚を働かせることによって、おいしいものがさらにおいしくなっていく
ブランド化に向けて
素晴らしい食材がある
有名な料理人にも認められている
しかし、それだけではだめなのだという
まず、生産体制
おいしい食材になるようにこだわりぬかれた条件があり、量産がなかなかできないのだという
主に食べられるのは、六戸町内の飲食店
それから、ふるさと納税である
まだまだ、限定的というのが課題だという
最後に、最も重要な要素がある
それは、町民の誇りになること、だそうだ
町のブランドになるためには、町民の自慢にならなければならない
どんなによいものでも、一部の人にとってのブランドでは意味がないのという
外へ向けて発信することよりも大切なこと
それは、中にいる人々の本当に意味での理解を得ること
それこそが本当の意味でのブランドだということが面白いと思った
だからこそ、社会科の教材として取り上げる価値がある
シャモロックを通して、地域の熱い人々の思いを知ることもできる
そして何よりも、食べられる教材の価値
足元を見ると、こんなにも魅力的な教材が転がっていることも、社会科の面白さだと感じる
三浦健太朗
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