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赤坂緑コーチの「コーチング実践編」は授業にも通ずるところがあった

先生コーチの赤坂緑さんが登壇する研修会に参加した。

キャリアコンサルタントの資格をもち、コーチとしてもご実績ある赤坂さんのお話は以下の3つの点で勉強になった。

1.時間に意図をもつ

時間には必ず意図をもつこと。
冒頭に二度三度繰り返された言葉だった。

なぜ挨拶をするのか?
なぜ導入をするのか?
なぜその時間を取るのか?

時間に意図があるかないかで効果が変わる。
なぜやるのか?なぜその時間にやるのか?
意図があれば気付きがあり、意図があれば反省がある。
赤坂さんは一挙手一投足に意図をもち、定義している風に感じた。

教師もそうだった。
子供が楽しそうに学ぶ教室には、必ず教師の意図がある。
優れたコーチングにも意図があると知った。

2.答えは相談者自身の中にある

答えは相談者自身の中にある、という言葉が印象的だった。

新潟附属の中野裕己先生はよく、教師が答えを持つ者として君臨しないと言っているが、優れたコーチングは相談者主体なのだろう。

授業もそうだ。
教師主体の授業はつまらない。
子どもは勿論、教師自身もおもしろくないのだ。

相談者から引き出すという意識。
相談者が自分自身を再発見していくというイメージ。
相談者は自分の足で人生を豊かに切り拓いていけるという信念。

赤坂さんからは、
そんなオーラを感じた。

3.プロに聞いてもらう安心感

私も赤坂さんにコーチングをお願いしたいと思った。
教員ではないけれど、人に向き合うプロに聞いてもらう価値は大きいと思ったからだ。

人に向き合う人。
勿論すべての方が人に向き合っているわけだが、私たちがどうしたら自分の手足で人生を切り拓けるのか?を日々研究し、実践しているプロコーチは、人に向き合うベクトルや深度が違うと感じた。

また、職場や家族では無いからこそ、本音を言える安心感も感じた。

4.終わりに

赤坂緑さんはご自身でもさまざまな経験(いいことも辛いことも)されていらっしゃるということだった。それでも人に興味をもち、人に向き合い続ける豊かさがあった。

先生コーチにはこんなに素敵な人が来てくれているのか。

タツロー

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