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片手でいくつ迄数えれますか?

こんにちは、プログラマーをしています、みかこととらと申します。
早速ですが、皆さんは片手でいくつ迄数を数えれますか?

・・・私は31まで数えれます。

コンピュータが扱う数字は2進数

私たちは普段パソコンやスマホで文章を書いたり、絵を書いたり、音楽を流したりしていますが、この時にコンピュータ(パソコンやスマホ)の中では数字を使って計算をしながら、これらを実現しています。
コンピュータは色々なことが素早く正確に出来て、一見すると私たちよりも賢く見える事もありますが、所詮は電気で動いているだけの物体。
電気が流れているか、または流れていないか、だけでしか数字を判断することが出来ません。
この電気が流れている状態を数字の1、流れていない状態を数字の0として表す、2進数がコンピュータが扱う数字です。

私たちが使う10進数と2進数の違い

一方で私たちが普段使っている数字の数え方は10進数です。数字の1ずつ手の指をおっていくと、片手で5まで数えることが出来ますね。
10進数は数字が10の倍数(10,100,1000,・・・)から1少ない数(9,99,999,・・・)まで数えると桁が上がります。
では2進数ではどうでしょうか?

2進数では数字が2の倍数(2,4,8,・・・)から1少ない数(1,3,7,・・・)まで数えると桁があがります。
10進数と2進数の違いは、何の数字の倍数で桁が上がるか、だけなんですね。

10進数と2進数の数字の表し方

では、試しに0~31までを10進数と2進数で表してみましょう。

表 0~31までの10進数と2進数とでの表し方

注目して頂きたいのは2進数の数字です。2進数では5桁の数字を使って31を表しています。

片手で31まで数えられる

2進数の0と1。
これを手の指を使って、0が指を折っていない状態、1が指を折っている状態、として表現してみるとどうでしょう?

そうです!
2進数だと、5本の指で31まで数える事が出来る様になります。

手で沢山の数を数えなければならない時は、是非2進数で数えてみてはいかがでしょうか?
因みに両手を使うと1023(1111111111b)まで数えれますよ!

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