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コーチングに出会い、人生ではじめてアクリルアートの個展を開くまで

この記事では私がコーチングに出会い、プロコーチを目指して学びを進めていく中で「現状の外のゴール」を決断し、人生ではじめてアクリルアートで個展を開いたこと、そこではじめて気づいた自分について書いています。最後にコーチングセッションのモニター募集(2月末まで無料)も行っているので、興味を持たれた方はお気軽にご連絡ください。


Mindset Coaching Academyに出会うまで

私がはじめてコーチングを受けたのは2020年頃、仕事でキャリアチェンジがあったタイミングで、自分が成長し仕事で成果を発揮していくためにプロコーチを雇いました。1年間、月1回セッションを受け、自己理解や内省が進んだという印象を受けたものの、現実が大きく変化することはありませんでした。コーチングってこんなものか、と少し期待外れのような感覚だった記憶があります。

それから4年が経ち、職場での役職も上がり部下が増えたタイミングで、どうしてもティーチングになりがちな自分に気づき、もっとメンバーの持ち味や個性を活かして、それぞれの能力を発揮しながら生き生きと働いてほしい、それを引き出せる自分になりたい、と思い再び興味を持ったのがコーチングでした。

2024年の夏頃、数あるコーチングスクールの中から、比較的値段もお手頃で雰囲気がよさそうなスクールで3日間の講座を受講しました。その時の印象はやはり過去に自分が受けたコーチングに近く、相手のありのままを尊重し、さまざまな角度からの質問で気づきを与える、でも自分の見たくない部分に無理に向き合う必要はなく、大きく成長できるものではない、物足りなさを感じました。

そんなときに出会ったのが Mindset Coaching Academy。「組織とビジネスを飛躍させる、ビジネスリーダーのためのプロコーチ養成プログラム」。仕事でより高い成果を出したいと思っていた私にはドンピシャで、迷わず受講を決めました。

Academyで学ぶコーチングとは

Mindset Coaching Academyでのコーチングは、コーチがクライアントの「本音でやりたいことを見つけ、現状の外のゴールを達成する」ことを支援します。そのために、認知科学や神経科学的なアプローチをベースとしたコーチングを学び、コーチ自身が大きく自己変革を遂げながら、クライアントの人生を動かすスキルやマインドを体得します。そう、ただコーチングスキルを学ぶだけでなく、まずは自分自身がゴールを立てて人生を動かし、そのときに脳や心にどんな変化が起きるのかを体験します。

ゴールは「現状の外であること」が条件なのですが、現状は今だけでなく、過去からこのままいくと想定されうる未来まで含まれます。つまり、今の自分のまま一切変わらず、現状を続けていった先に想定できることはすべて現状なのです。例えば、年商50億の社長が「100億目指すぞ!今は無理だけど超頑張ればワンチャンいける!」というのは、相当な努力が必要かもしれませんが、努力さえ続けていけば達成しうる未来なので現状です。

現状の外のゴールは、決めた時点ではやり方もわからない、叶うかどうかもわからない、けれど心の底から本音でやりたいと思えることです。そんなことできるのかと思うかもしれませんが、現状の外のゴールを決断すると、今まで全く見えていなかった選択肢が急に見えるようになり、脳が勝手にゴールへの道筋を見つけてくれるようになるのです。

※コーチングスキルや脳の仕組みについて詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。

ここからは、私が在学中に趣味のゴールを設定し達成した時の経験についてご紹介します。

アクリルアートで個展を開く決断

現状の外のゴールは「仕事」がベースになりますが、オールライフ(趣味、人間関係、社会貢献、知性、家族、ファイナンス、健康・美容)で設定します。趣味のゴールは「誰の役にも立たないけど、身銭を切ってでも本音でやりたいこと」

私は2024年12月頭に趣味のゴールで「アクリルアートで個展を開く」ことを決断し、2ヶ月後の2025年1月末にギャラリーを予約しました。アクリルアートを選んだのは、数年前にYouTubeでアクリル絵の具を使って絵を描いている動画を見て、キレイなグラデーションに惹かれ、とても癒されたから。当時は「絵が上手い人はいいなぁ」と思いながら動画を眺めていただけでしたが、自分も描いてみたいと思ったことがきっかけです。

私は絵を描くことはまったくのど素人で、最後に描いた記憶があるのは学生時代の美術の授業くらい…。道具もなければ技術もなく、どんな絵が描き上がるのかも、2ヶ月で何枚描けるのかもわからない状態でした。この時、ちょっとしたワクワク感はありながらも不安や恐怖の方が大きく、脳内では「もし無理そうだったらキャンセルしよう」「絵が微妙だったらあまり告知はせずにひっそりやろう」などの言い訳で埋め尽くされていました。

一方で、個展を開くと決断したことで、私の脳は勝手に必要な情報を集め始めました。

・5年ほど通っている飲食店の隣がギャラリーだと初めて気づいた
・テレビに映る風景や、街中の広告に使われている写真を絵の素材として認識するようになった
・美容室の壁に掛かっている絵画の裏側(どうやって壁に掛けているか)が急に目に入ってきた
・街中の掲示物でアート関連の告知が自然と目につくようになった など

 

今までアートとは無縁の生活を送っていたので、日常で目につくものがここまで変わることに驚き、ゴール設定の威力を実感しました。

さらに、いざ絵を描きはじめると時間を忘れて没頭でき、何時間でも描き続けられるという感覚で、もっと色んな表現や技法を試してみたいという欲求が止まりませんでした。土日や年末年始休みを使って絵を描き続け、最終的に描けた絵は24枚。ギャラリーにフックが30個あると聞いていたので、目標を30枚に設定していたことから、自分としては数が少ないかなと感じながら当日を迎えました。

ポストカードを作って配りました

挑戦したことで気づいた新しい自分

個展は吉祥寺の書店に併設されているギャラリーで5日間開催しました。友人やアカデミーの同期、書店のついでに立ち寄って下さったお客様を含めて、100名以上の方に見ていただくことができました。

オーナーに手伝ってもらい、キレイに設置できました
お花もいただきました!ありがとうございます

来てくださった方から「2ヶ月で24枚はすごい!」「これは尋常じゃない」「グラデーションがキレイ」などたくさんの言葉をかけていただき、ありがたいことに「絵を買いたい」と購入してくださった方もいました。今まで私の人生に一切関係がなかったアーティストという言葉が一気に自分ごとになりました。

また、私のチャレンジを見た人から「自分も何か挑戦したくなって、こんなことをやってみようと思う」といったご連絡をいただき、自分の挑戦が誰かの背中を押すことにも繋がるんだと知りました。

これはコーチングを受けなければ絶対にやらなかったことで、こんな自分の一面があることに気付かないまま人生が終わっていたかもしれないと思うと、ゴールを決断して行動し、人生を自分で動かしていくことのパワーを学べた貴重な経験でした。私はこれからももっと大きなチャレンジを続けていきます。

覚悟を持って、人生を本音で生きる人をサポートしたい

自分が生まれながらに持っている魅力や、本音でやりたいことを見つけ、自分らしさを使って現状の外のゴールにチャレンジする、これは一人で悶々と考えているだけでは決して辿り着くことができません。コーチと対話しながら一緒に作っていくものです。私もコーチに伴奏してもらいながら趣味のゴールを達成しました。

自分の人生に本気で向き合うことは、いいことだけじゃなく、時に恐怖を伴います。それでも、自分の人生に責任を持って、自分の可能性を信じて、本音で生きようとしている人を私は全力でサポートします。

コーチングを受けると、こんな変化があります。

・自分が何者なのかがわかる
・自分が得意なこと、才能がわかる
・自分が本音でやりたいことが見つかる
・今までの悩みが悩みじゃなくなる
・想像もしていなかった、望む以上の未来へ行ける

  

現在、無料でモニターを募集しています。モニターセッションでは「仕事の現状の外のゴール」について一緒に探していきます。2月末までは無料でセッションを行いますが、3月からは有料になります。

セッションのお問い合わせはこちらから。お待ちしています!
kiyoko.procoach@gmail.com


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