【学校だより】ニジアカ生の可能性は∞
こんにちは。
NIJINアカデミースタッフのこばはるです。
私は以前、中学校で教師をしていました。
30人以上の生徒と一つの教室の中で過ごし、いろんな経験をしてきたつもりです。
だけど、最近、その経験をはるかに超える経験を、NIJINアカデミーで得ていると実感しています。
たとえば、私のクラスのある子から「音楽の特別授業を企画したい」という提案がありました。
いま、クラスで子どもたちの意思を大切にしながら、その企画に挑戦中なのですが、なかなか難航しているのも事実。
「どうする?こばはるに任せてくれてもいいよ?」と一応こちらからも声をかけてみましたが、クラスの答えは「NO」。
難航していても、もう少し自分たちで粘って頑張ってみたい、という強い気持ちを感じ、担任としてとても感動しました。
それから、広島県福山市とのトライアル事業の連携を通して、ひとりの小学生が、私のクラスに参加することとなりました。
既存の子どもたちには突然の紹介になったにもかかわらず、みんな自然と拍手で迎え入れる温かい雰囲気に担任としてとても感動しました。
さらに初日にして一緒にロブロックスをやり始めるという、コミュニケーション力の豊かさが大爆発!
その初めて参加した子も、きっと勇気をもって一歩を踏み入れてくれたと思います。そんなことを感じさせないほど、しっかり自分の言葉で自己紹介をし、仲間とつながることができました。
ここに書いたエピソードはみんな「不登校」の子どもたちの話です。
この子達と活動していると、彼らが不登校であることをすっかり忘れてしまいそうになります。
教員時代に感じていた「不登校」への想いが、私の中で確実に変わっています。
そしてニジアカ生の未来には可能性しか感じません。
ここで豊かな出会いと経験を積んだニジアカ生が、これからどんな未来を描いていくのか、とても楽しみです。