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【子ども】子どもにコロナをどう説明する?(Adios Corona翻訳)

 英語力低下に抗うAdios Corona拙訳、「子ども」の項目より、コロナをどう説明するかに関する記事です。原文は最後に載せています。

↓ここから訳文

子どもにコロナをどう説明する?

 子どもは周囲の大人の感情を鋭く察知します。不安を隠したり、噓をついたりすることは、子どもに悪い影響を与えます。こういった感情を言葉にし、ウィルスとは何か、どうしたら自分をウィルスから守れるかということを、子どもに説明してあげることが大切です。10代の子どもにとって、現在の状況は、世間を騒がせすぎているコロナウィルス関連のニュースと向き合うことで、批判的に物事を考えるスキルを伸ばす機会となります。

 子どもと話すべき問題は、子どもの年齢や敏感さによります。例えば、ウィルスとは何か? どうしたら感染してしまうのか? 体に何が起こって、それはどれくらい続くのか? 自分や他の人を守るために何ができるのか? などです。

 このウィルスは、子どもよりも大人にとって危険なものですが、みんなで協力すれば打ち負かすことができるのだと、子どもに教えてあげることも大切です。

 コロナについて分からないことがたくさんあることや、これまでに誰も、こんなにもみんなの行動に依存する流行病になるのを予測できなかったことを、子どもに話すのを躊躇わないでください。

 一番大事なのは、子どもたちに誠意をもって、正直に話しかけることと、子どもの年齢、理解度、心配の度合いにあった適切な言葉を見つけられると、自分を信じてあげることです。

 大人の心配は、今のような難しい時代にはあって当然のものですし、受け入れられます。自分の感情を、子どもの年齢でも分かる言葉にして、どのように対処しているか説明しましょう。「ママは、時々怖いし、悲しい気持ちなの。だって、たくさんの人が病気なんだもの。」怖い気持ちを表現して、別の解決策を見つけましょう。「お互いにウィルスをうつさないように、予防で遊び場は閉まってるの。外にお散歩に行って、気分を変えようね」
 
 子どもは鋭く感情を察知しますが、特に、大人が感じているストレスには敏感です。たとえ子どもが目に見える方法や、言葉で不安を表現しなくても、別のかたちで不安を表すことがあります。たとえば悪夢や、攻撃的になるといった行動上の問題が起こります。

 子どもが自分の危機感や感情について話せるように、話を聞いてあげましょう。小さな子供は、ごっこ遊びや空想遊びを通して、自分の感情を処理することもあります。それはとても自然なことですし、大人はそれを促すべきです。

 子どもと一緒に、テレビやインターネットの情報に気を配り、監視したり、コメントしたりしましょう。不安を煽ったり、大げさすぎたり、間違っていることもあるからです。

 10代の子どもにとって、今こうして直面している危機は、信頼できる情報と向き合うことで、世間を騒がせるニュースを批判的に見る機会にもなるのです。

↓原文はこちら。

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