おおかみと七ひきのこやぎ/おすすめ絵本
お母さんが出かけるのをこっそり見ていたオオカミは、子ヤギたちだけになった家へ、さっそく出かけていきます。
けれど、子ヤギたちはお母さんヤギから聞いていたので、
オオカミの声や黒い足を見て、扉をあけません。
子ヤギたちは知恵を絞ってますが、同時にオオカミに「ヒント」も与えてしまいます。そんな子ヤギたちを最後に救ってくれるお母さんの頼もしいこと!
大人世代なら知らない人はいないだろう 「おおかみと七ひきのこやぎ」。
子どもたちも 当たり前に知っているだろうと思っていると、
グリム童話やむかし話を知らない子たちが多いことに驚きます。
童話やむかし話のような、作者不明、古くから伝わっているお話しには、
「人間の英知」が含まれています。
「心の栄養」とも呼ばれますね。
栄養不足になったら、どうなると思いますか?
お腹が空けば、栄養バランスとか安全とか考えられずに、
目の前にあれば、お菓子だろうがなんでも口に入れるように、
心が栄養不足になったら、
なんでもよいから、心に「入る」ものを取り入れようとします。
心が栄養不足にならないように。
オオカミが最後どうなるか、覚えていますか?
お腹に「石」を詰められたオオカミが、
原作では、川に落ちる、というもの、
井戸に落ちる、というもの、二つのパターンがあります。
どちらでも、最後にお母さんヤギと子ヤギたちは
「しんだ、しんだ。」と踊ります。
お腹をハサミで切ったり、
死んだことを喜んだりするシーンを
「残酷だ。」という人もいます。
童話では、悪い魔女が最後に火あぶりになったり、
このように死ぬパターンが多いですが、
その際、細かい描写はされず
「○○で死にました。」と簡潔な終わり方で、
血が流れたり、切り刻まれるような残酷さが目の前に想像できるような
リアルな描き方はしていません。
子どもが受け取るのは、もっと根源的なメッセージです。
目の前で色彩豊かに戦いや人が傷つくシーンが現れる、
テレビやゲームの方が、よほど刺激的では?と思いますが、
いかがでしょう。
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