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裏切り者が物語を面白くする?【コトバビタミン】第168回

最近見ている物語には、「裏切り者」が必ずと言っていいほど出てくる。

匂わせた上で外してくるパターンもあるが、匂わせ通りのときもある。

物語の中では、この裏切り者が最後に会心することで、一気に問題が解決したりする。

もちろん現実の世界にも裏切り者はいる。

本人にその意識はないかもしれないが、その状況を物語として客観的に綴っていくと、ハッとするかもしれない。

ぶっちゃけ、現実世界の裏切り者は物語出てくる裏切り者ほど巧妙ではない。バレバレなことが多い。

やはりその意識がなく、自分が正しいと思っているからである。

地位やお金など、裏切りを働くことで得られるものがあるのかもしれない。
しかし、失うものの方が大きいのである。

それに気付いたときには、「時既に遅し」かもしれない。

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