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幸せに必要なものと世界宗教の関係
幸せに必要なものは何か
日常を善く生きるために、または心身の健康のために、瞑想やアファメーションなどがあるが、その元になった宗教や思想がある。
以下、大変雑ではあるが、今回は世界宗教の一つである仏教の大すじを記そうと思う。
宗教には世界三大宗教をはじめ、世界には様々な宗教、宗派が存在する。
どの宗教も基本として幸せのための教えであるだろう。
世界三大宗教には仏教が含まれる。仏教とは釈迦が説いた教えである。
釈迦は存命時、万人の幸せのために衆生の精神や環境などに合わせて法を説いた。
現在それらは理解の浅深や解釈により様々な宗派を生んでいる。
仏教理解の浅深高低や時代背景
釈迦の説いた教えの中に、法華経がある。
法華経の中に、それ以前に説いた教えを捨てて、皆これから説く教えに従って幸せに生きていきなさいとあり、それを鑑みると、釈迦の説いた仏教には、法華経以前に説かれたものと法華経とに大別される。
そして後世その法華経の理解や解釈に浅深が生まれ、現在仏教は法華経以前の教えを基とするものと法華経を様々に解釈したものが存在する。
それと現在の仏教のもう一つの大別は、釈迦がいつ説かれたものにしろ、釈迦が説いた教えの中から生まれた宗派と、釈迦が説いた教えを否定したり、密教と融合させたりして本来釈迦が説いたものではない内容を本流とした宗派が存在する。
また、それぞれの宗派の生まれた背景には、当時の政治や自然環境などが影響している。
そして釈迦が滅後いつに派生した宗派であれ、人々が受け入れ易い、または時の権力者が治世のために都合のいいような、釈迦の教えを引用したり都合よく解釈した宗派がその時代時代に生まれたり発展したりした。
幸せに生きるための教え
宗教はもとより仏教の宗派も、その時々に合わせて生まれた宗教、宗派が、現在も多数存在する。
幸せは人それぞれ、価値観もそれぞれあるが、
地球に生きるヒトは皆、幸せに生きたいと願っている、思考がそれを否定したとしてもそれは本能としてある。
宗教が幸せに生きるためのものであるならば、宗教は幸せに生きられるものである必要がある。
幸せに宗教は必要か
現在の日本では宗教を必要としていない、または日常で宗教は何かの行事の時のみ思い出されるもの、ということが主流かもしれない。
けれども、宗教や仏教は皆同じではないということを今一度、認識することは、日常の価値判断の元を問い直すきっかけになるかもしれない。
それが自分の幸せに必要なものは何かの、根本的な指標の基準を見直すことに繋がるかもしれない。
この記事がそれらの一助になることを願う。
後日別の記事にて、仏教の主な宗派の特徴や、世界の宗教と自己啓発などについても記していきたいと思う。