Verve
8/19、午前の合唱部の練習を終えてから東京都美術館にアンリ・マティス展を観に行きました。
13時に高速に乗ったのですが、あちこちで断続的に渋滞。東京都美術館に着いたのは16:55。チケット販売終了の5分前でした笑
初期の作品から最晩年の作品まで、マティスの人生
と照らし合わせて観てみると、一つ一つの作品が生まれたことは必然であるとも思えました。
人との出会いと、出来事との出会い。人生の豊かさとは出会いではないかと改めて感じました。
そして、マティスの表現することへの意欲と探求。彼は自分の感じていることを誰かの目に見えるものとして表現して伝えるために、あらゆることを試みたのだと思います。絵画だけでなく言葉、行為、全ての表現が作品であり、マティス自身であると感じました。
そして彼は恐らく私欲や他者に阿るために表現するのではなく、表現者として自らを磨きまた磨かれ、晩年に向かってむしろ透明になっていったように思います。
「この仕事は人の心を軽くし、精神をより高めるものでなければならない」
正確な言葉ではないのですが、彼が最晩年に取り組んだ「運命の仕事」への一言は、私が出会いたかった言葉でもあります。私にとっても一生振り返るであろう出来事になりました。
表現者としての純粋さと、表現することへの熱意。
この日から、私のテーマとなっています。
「Verve」
撮影OKのフロアでたった一枚撮った作品です。雑誌のタイトルのようです。私は何でも闇雲に撮るのは違和感がありスマホを出さないつもりでいたのですが、どうも気になって…
言葉の意味は家に帰ってきてから調べました。マティスからの私へのメッセージのように感じました。