右ははらいと左払い 言語化の難しさ
こんにちは!
気軽な一歩で書道の扉を開こう!
淑真です。
先日、生徒さんに、右はらいと、左はらいについてお伝えしたかったのですが、正直うまく言語化できませんでした泣
基本になればなるほど、「そういうものだ」という思い込みや
(私が)考えてやっていないということが原因で
「伝わる言葉」が見つけられませんでした。
お稽古の後に、YouTubeを検索して、「これ」と思う動画を見つけたときは
「すごい~私の言いたいことそれそれ!」と思ってしまいました。
言語化はむつかしい。でもできるようにしないといけない。
教えることは学ぶこと
最初から感じていましたが、もう本当に毎日毎日感じています。
基本になればなるほど、強く感じます。
そして、相手が大人でも子どもでも、
「分かるように伝える」「分かるためのワードはどれか」
これは人によっても違ったりするので難しいと感じます。
でも今圧倒的に、ボキャブラリーが足りないと思うので
参考になる本や動画で研究したいと思います。
今回の、右はらい左はらいについて、悩んでいたのは大人の初心者さんでした。(といってももう、半年たったかな?)
「美」を書いていたのですが、最後の左はらいと、右はらいに苦戦されていました。
おそらく、まだ、生徒さんの中でも、
どうかいたらこうなるのか?が定まっていなくて、
書くたびに、仕上がり方がちがう。お手本通りにならない。
そういった状況でした。
私が見せていただいて感じたのは、
左はらいに勢いがなく、穂先が残ってしまっている。
時々右はらいと同じようになってしまっている。
右はらいは、最後止めてはらうときに、急に浮かせるので
下のラインがきれいに出ない
ということでした。
さて、これをどう伝えるか
この方は、大人で、考えて納得できたらすぐにできる方なんです。
だから、私も一旦考えます。
例えば、左はらいは勢いがないです。
とだけ伝えてしまったら、勢い良すぎるはらいになると思うんです。
始筆から、はらうぞーっとなってしまうと思うんです。
なので、どのあたりまで、おりてきて、どのあたりからはらうイメージになるかをお伝えしました。
そうすると、
はらう前まで線が太くいい感じなのですが、はらう場所に来ると急に細くなっています。
そこで、「同じ太さのまま行ってください」というと
はらいが太いままになってしまう。
これ、生徒さんに対して「なんでできないんだ!」って思っているわけではないのです。
なんて素直な方なんだといつも本当に思っていて、
私は、「どういう言い方をしたら、どうなるか」
ってことをもっと学ばないといけないと思いました。
今回学ばせてもらった動画
いろいろ広げるためにも、いろいろなかたの動画を見て研究してみようと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?