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気づいていた現実

ハナコと別れ
寝ることも起きていることも
座っていることも立っていることも
できなかった

どこにいっても
「ハナコはココに居たのに」
そう思い、どこにも居ない事が辛くて悲しくて

そんな時 寄り添い続けてくれたツイ友さんのひとり
同じシーズーと暮らしていて、去年お別れをしたという

心にしみわたる歌を紹介してくれたり
話を「わかるよ」といって聞いてくれたり
リアルではなかなか言えなかった心の奥にしまいきれない気持ちを聞いてくれた

根気よく今でも声をかけ続けてくれる
少しずつ
ほんとうに少しずつ
頭をあげ
前を見て
明日のことを考えることができるようになった今

そこのシーズー君が重なる病の中で頑張っている
その側で気丈にツイートしているママさんの姿が思い浮かび
私は涙が止まらない


なんにもしてあげられないんだ
私にできることは、なんだろう

できることなら
いくつもの病名を言い渡されたシーズー君の病の一つでも二つでも貰ってあげたい

せめて、食べることくらいさせてあげたい

考えたところで
やっぱり私にできることは何もない



神様 これ以上 小さな子たちをいじめないでください
十分頑張っている子たちに、頑張れって言うのも辛いんです

言葉が全くでてこない
静かに涙だけがあふれてくる


みんなの願いが届き
良い方向へと導かれていきますように

心から
こころから 願っています


私は明日も、明後日も、来月も、来年も…
あなた達のお顔を見たいんだ

食べたり飲んだり
寝たり
歩いたり
泣いたり
トイレしたり

何をしてるときでもいいの

またね
また明日ね
キットだよ



ごめんなさい
今日は「ありがとう」といえる心境ではないみたいです



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ユキ
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