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スウェーデンの大学院、入学取り消し。

はよにちばんは!Nijiです。

残念ながらこのタイトルは、釣りでも何でもなく、まぎれもない事実...
アムステルダム大学を2024年8月に無事卒業した私は、9月からスウェーデンの大学院に進む予定でした。ルンド大学院の社会科学科ジェンダースタディーズのコースに合格し、住む場所も抑え、学費も支払っていました。そんな私がいったいなぜ、入学取り消しになってしまったのか、ここでお話ししていきたいと思います。「入学取り消し」というと何か悪いことをしてしまったかのように聞こえますよね。高校時代に未成年飲酒をして、早稲田大学の推薦取り消しになってしまった私の知り合いを思い出しました。しかし、今回の私のケースはそれとは異なります。気を付けていても、誰もが陥る可能性が充分にあることなので、ぜひ最後まで読んでほしいと思います。


時系列

1月:大学院出願
3月:合格通知
5月:スウェーデンの滞在許可の申請1回目+却下される
7月下旬:今年大学院に進むことが不可能であると決定する
8月:学費の返金や家賃の支払い

なぜ入学取り消しになった?

最後まで引っ張るだけ引っ張ってなかなか結論を言わないコンテンツが嫌いなので結論から始めると、スウェーデンの滞在許可証の申請が遅れてしまいました。それが原因で、今年(2024年)大学院に進学できなくなってしまったのです。スウェーデンの大学の申し込み締め切りは1月なので、前もって準備はしていましたが、5、6月ごろは卒業論文+夏休み気分でつい先延ばしにしてしまったので、後悔しています。スウェーデンの場合、滞在許可証の申請は、入国の2~4か月前にしておくことをおすすめされているので、私の場合は8月に入国することを見込んで、遅くても6月までには申請をしておくべきでした。一度5月に申請をして書類の不備で却下されてしまいましたが、許可されるまで申請しないと意味がありません。書類はめんどうなので、来年は早めに準備を始めようと思います。反省しました。

色々無駄になったものたち

またいつでも出願できるとはいえ、今回の失敗で無駄になったものは皆無ではありません。以下が金銭的に無駄になってしまったものです。
出願費用(スウェーデン最大5校まとめて約1万3000円)
8月の家賃(私は幸運なことに8月分の支払いだけで済みましたが、8~10月の家賃を払わなければならない場合もあります)

出願費用
スウェーデンの大学の出願は、複数の大学に出願する場合でも1つのサイトで完結します(最大5校まで)。この時に支払わなければならない費用が約1万3000円。もちろん返ってきません。

8月の家賃
EU圏外の国籍の学生が唯一有利であることは、大学側に住む場所を斡旋してもらえるということ。アパートが見つけられるかはいつも心配の種だったため(特にヨーロッパでは)、早いうちから寮の申し込みをしていました。契約書にもサインしたため、契約済み。やっぱり家賃は払わなければいけません。

これからどうする?

自分のミスなのだが、前からやってみたかった「ギャップイヤー」をするチャンスができたと思うと嬉しいです。「ギャップイヤー」は日本では聞き馴染みのあまりない単語だと思いますが、1年間どこにも所属せず自分の好きなことをする期間であす。独学やインターンシップ、海外旅行をする人が多い印象。日本社会では、社会に出る年齢(新卒として働き始める年齢)がかなり重要なので、学年が遅れてしまうギャップイヤーは流行らないと思いますが、欧米、特に私の大学の友人の間ではそこまで珍しいものではありません。世界一周旅行する人もいれば、オランダに残ってインターンシップをしている友人もいます。

来年(2025年)9月から大学院に行くまで、ギャップイヤーという自由な時間ができたからといってダラダラしているわけにもいかないので、インターンシップをしてみようと思います。候補はいくつかあり、ほとんどが海外にある旅行会社です。微力ながらも社会貢献をしながら、スキルを身に着けたいです。これから、インターンシップやギャップイヤーについても記事を更新していくので、興味がある方はぜひ読んでほしいと思います(フォローも忘れないで!お願いします)。

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